甘いものを体があまり欲することなく必要なくなってから
あまりお菓子を作らなくなりました。
それまでは毎日1〜2種類焼いていたのに。笑
このところ忙しくて大した料理作っていなかったので
何かちゃんとしたものを作りたい衝動に駆られて
(私はちゃんと時間かけて手の込んだ料理をしないとストレスになるみたい)
半年以上ぶりに、なんか思い立ってお菓子を作ってみました。
冷凍庫にたまっていたブルーベリーでシュトロイゼルクーヘン(クランブルケーキ)
バターに体温が伝わらないように細かくしてまとめていくことで
細かいシュトロイゼルが美味しく仕上がります。
お砂糖は極力減らしていて、しかも今回甘くないブルーベリーを使ったからか
全然甘くないケーキになりましたが、、、
久し振りの手作り美味しかったです。
ドイツのクーヘン(ケーキ)は生クリームを添えて食べるものが多いです。
甘いケーキと砂糖なしで泡立てた生クリームを添えて。
これ、結構ハマりましたねえ。
手作りケーキを食べる文化は、旧東ドイツの文化だそうです。
こういう素朴なケーキに生クリームを添えて、のようなものを学生時代よく食べました。
大学の横にVeganのレストランがあって、その頃その意味は知らずでしたが、
なんのメニューも美味しいのでよく行ってました。
練習部屋がなくて暇で疲れたら、メンザ(学食)ではなく、
そのレストランでケーキを。
西側に来てから、そういうのを食べてなかったなあと
久し振りドレスデンへ行ったときに言ったら
西側にはこの文化がないからだと聞かされました。
工場で大量生産のケーキを作っていたのが西側。
手作りケーキをみんなで食べる文化が旧東の文化だと。
ドイツに来て、あと数日で20年になりますが、
10年過ぎてから知ったことも多いですね。
まだまだ知らないこともあるかも。
とはいえ、私、ドイツの結構色々な地域を渡り歩いているため、
ドイツ人に、ドイツ人よりドイツ詳しいと言われます。笑
私の経験からのドイツ話を聞きたい方は
是非ティータイムというレッスンでお話しましょう。
ヨーロッパ圏は、今日まで日曜と月曜の2日間、イースター(復活祭)で祝日でした。
アメリカ圏はイースターは日曜だけらしいと今年初めて知りました。
気付けば、気温2桁どころか、今日の午後は16度もあったので
手袋なしでサイクリングしてきました。
こんなに暖かい気候があったんだなあと・・・
なかなか暖かくならない今年ですが、お花は去年より早めに咲いています。
イースターも過ぎれば暖かくなっていくかしら。
待ち遠しいです。