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清少納言の男性観。ーそのⅠー

2023-03-28

枕草子二百五十段に、             
男こそ、なほいとありがたくあやしき心地したるものはあれ。いと清げなる人を捨てて、にくげなる人を持たるもあやしかし。
(男の気持ちは、全くわからないわ。とても美しい人を捨てて、憎らしげな人とつきあうなんて。)
とある。
清少納言は、この段で、
「美しくて、風雅を解し、書も見事で、歌も詠むというような人を見捨てて、他の女の所へ行くなんて論外だわ。」とも言っている。
男はつまらない女に惹かれるという意見は、わかるような気もする。





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