2023年2月の聖マリアアセンション(地球覚醒)メッセージ
あなたは愛とゆるしの1本の木
―あなたの影をゆるしあなたの光を愛する―
マリアアセンションガイドKeikoTokino
1、 愛とゆるしの1本の木
すべては愛から始まって、愛に還ります。私たちは愛とゆるしの1本の木。種が落ち、生命をいただき、芽をだします。幹をのばし、枝をはり、葉を茂らせます。愛とゆるしの人生の木。そのなかでたくさんの愛に出会います。たくさんのゆるしを体験します。「愛とゆるし」が私たちの木を成長させ、緑の葉を茂らせるのです。
愛は光であり、陽であり、あなたに形を与え、安定や安心感を与え、未来や未知を受けいれる勇気を与えてくれます。愛し愛されるときが、永遠に続くことを望みます。誰かを好きになったとき、愛したとき、愛されたとき、子どもをいとおしんだとき、私たちの心や瞳はきらきら輝き、未来に希望を感じます。新しい関わりを、積極的に受けいれていこうとする勇気がわいてきます。そして愛の関係性をずっと続けたいと望むのです。
ゆるしは影であり、陰であり、私たちに形の変容を求め、沈黙と瞑想を与えてくれます。現在から過去を振り返り、立ち止まる勇気を与えてくれます。誰かをゆるしたくなったとき、自分自身をゆるしたいとき、私たちは話すことをやめ、一人になりたいと望んでいるはずです。できあがった関係性の変化を受けいれる準備のために、静けさを求めます。ゆるすためには行動が必要であることを、受けいれる勇気を持ちたいと望むのです。あなたの中の清らかさ、人としての聖性を思いだしてください。
2、 あなたの「心の影」をゆるす
愛とゆるしはあなたの心の源です
愛とゆるしはあなたの心の源です。怖れはもともと私たちの心に存在しません。ひとりでも多くの人を愛し、ひとつでも多くのことをゆるし、怖れを退け、あなた自身を愛することが21世紀の祈りなのです。静かな時が必要です。怒りを原動力に変えないでください。怒りをゆるしに変えてく
ださい。ゆるしは愛を生みます。
雨があがると光が生まれます。雨雲が連れさったあなたの暗い心。不安、悲しみ、憎しみ、恐さ、弱さ・・・それらに光が届きます。光があるところに愛とゆるしが生まれていくのです。1人に立ち返り、心を静めて祈ることから始めなくてはなりません。瞳の埃を拭えば、あなたは真実を生きることができます。怖れは眼を曇らせます。いつもあなたの眼を、澄んだ湖のようにしていてください。
心の影を愛する
くりかえしてしまう人生のネガティブなパターンが誰にもあります。見たくないあなたの感情的でネガティヴな気質があります。心の影は、心の光を映し出します。あなたの「心の影」こそ、あなたの「使命や生きがい」を形作る力となるのです。苦手なことから目を逸らさないでいてください。やがて心の影は、心の光へと大きく変貌し、そのときにあなたサードアイは開きます。迷うことなくあなたの使命や生きがいが始まっていくでしょう。
ゆるしの花は愛する人に届く
ひとつゆるしたときに、その気持ちは一枚の花びらとなって愛する人に届くのです。ひとつゆるしたときに、その気持ちは一枚の葉っぱとなってあなた自身へ届くのです。花はやがて実を結びます。葉は自由に風にそよぎます。ゆるしと愛と自由の実。どのような実が結ばれるのか、どのような愛の形になるのか、あなたに結果は渡されていません。すべてを知って生きていくことは、与えられないのです。実は結果にすぎないのです。
ゆるすとは愛を贈りつづけることです。愛する人との関わりにおいて可能なことを探すことです。それが二人の関わりを変えていきます。そしてあなた自身をかぎりなくゆるし続けることです。あなたに厳しくしすぎないでください。そのままのあなたをもっと受けいれてください。
風景がとてもとても美しい時、あなたは「魂の階段」をひとつあがったようなものです。見えないものが見え、聞こえないものが聞こえてきます。自分のかたくなさをゆるして、愛する人に愛を贈ると、笑顔が生まれます。あまた自身に愛を送ると、あなたの人生が柔軟に変化してきます。
ゆるしをひとりで静かに祈ってください。その力は尊く、何よりも強いのです。あなた自身を愛し、ゆるすことからすべてが始まるのです。
3、 あなたの「心の光」を愛する
愛に気づく人になる
朝の祈りのなかに聖なる声があります。静けさを友とし、息づかいを聴いていると、ひと息さえ、あなたのものではないことに気づくでしょう。気をいただき、息をして、気を返します。それは世界との静かな対話。いつも静寂から始まり、静寂へ返るのです。「愛に気づく人」になるために。
いつくしむとは、愛し、ゆるし、受けいれること。そのとき信頼が生まれます。愛が足りなくなっているのです。もっと勇気を持って互いに愛しあうべきです。誰のためでもなく、何かの目的のためでもなく、ただ美しくありたいと思うときがあります。見返りを求めず、相手を選ばず、美しいということさえ超えて、ただ花のように咲きつづけることができたら、どれほど、まわりを明るく照らすことができるでしょう。
愛に生きたとき、生き方が愛になるのです
あなたは日々心が渇くのです。与えあえば豊かになります。与えあうとき、おたがいに愛を信じる人になれるのです。
冬のさなかにも空は青いのです。ただそれだけのことに涙がでるときがあります。眠り、朝が来て、また青空が待っていてくれる。変わらずに、そこでほほえんでいてくれる。変わらないものを贈りつづけるという愛のあり方。いつもほほえみつづけることを、空は教えてくれます。
人には、みなそれぞれ召命・使命があり、どのように愛に生きるか、問われています。愛に形はありません。「愛に生きたとき、生き方が愛になるのです。」
沈黙を愛する
ひとつの大切な言葉があります。「沈黙」です。沈黙とは修行するような厳しいものではなく、言葉をしまったときに始まる神との対話を意味します。「速さ」のなかで、自己を表現し、自己を解放した二十世紀が過去になりました。二十一世紀からの時間は、沈黙と静寂のなかで、静かに進行します。
「個」に還った人という存在が、新しい静けさと沈黙のなかで「輪」と「つながり」を創りだしていく時代にいます。そのあり方を植物は持っています。一輪の花の静けさを忘れずにマリアポエムを読んでくださることを祈ります。
生き方を困難にしているのは自分自身です
寒い夜、一人で膝をかかえていても、朝の声はあなたに届くことでしょう。どのような暗闇にいても、あなたが心の窓をあけたとき、流れこむ朝の息。世界は光に満ち、これまでの暗闇を一瞬にして照らします。あなたは光から生まれ、光から来ました。すべての暗闇の出来事は光へ帰るためにあります。手をのばし暖かなものにふれてください。ぬくもりの光。人と人が集うところに、いつしか生まれるいつくしみ。
なぜか愛を送りたいと思い、やさしくなりたいと願い、生きていく、その道のりが愛の証です。生きて、息をして、息づかいがやさしい時、やわらかい時、あなたはみな愛のメッセンジャーです。人生を複雑にし、生き方を困難にしているのは、自分自身です。
昨夜、世界は何も望まず、何も求めず、ただあなたに与えていたのです。あなたが誕生した日、まわりの人は、あなたから新しい光をいただきました。あなたの真実の光に、生き直す勇気をいただきました。あなたは何も知らず、ほほえみをすべての人へ贈りました。いのちのはじまりの愛のほほえみ。あなたのなかにいつも、今も、これからも咲きつづけます。
あなたを遠くから見守っている存在があります
どんなときにもあなたを遠くから見ている存在があります。あなたを守っている存在があります。心に笑顔を、口元に花を咲かせるように、ほほえみは、あなた自身が呼びこむもの。あなたを喜ばせたいと、たくさんの存在が世界のなかで待っています。ささやかな花一輪のなかにも待っています。
もっとやさしく、もっと素直に、もっとやわらかに、愛の言葉を伝えるために。愛の言葉から始める人になるために。いつも、いつも新しい声で歌ってください。風に向かって歌うと、咽が開いて、新しい声が生まれます。声がのびていく方向があります。風が教えてくれる方角。きのうは去って、今日が来ます。明日はまだ見なくてもいいのです。
4、 3月の数秘と春分の日
3月の数秘は合計数「1」です。2月は「9」で、「生まれ変わりの水」の月でした。2月、恵みの雨「生まれ変わりの水」を受けとったあなたは、3月「1」の数秘エネルギーをいただき、新しいあなたが始まっていきます。新しいあなたに出会い、苦手なあなたときっぱり別れましょう。これは過去を見ないという意味ではありません。苦手、不得意なことこそがあなたの「使命や生きがい、生きる意味」に変化するという宇宙の愛のメッセージです。
そして3月21日春分の日は数秘「4」。あなたの「愛とゆるし」「過去と未来」が調和します。昼と夜がほぼ同じになってくる春分の頃「中庸」であることが大切です。どちらにも傾きすぎない、バランスを見つけていく「春分の日」。あなたへの愛もゆるしもバランスをとりながら傾きすぎない「心」を見つけてください。
5、 マリアポエムヒーリング
詩は私・マリアの「声」の癒しです。あなたも声に出して読んでみてください。
詩のリズム、詩の呼吸があなたの呼吸をととのえ、心の深い気づきをあなたにメッセージします。読み終わったらきれいな呼吸を「地球」へ3回送ってください。誰にでもできる「地球ボランティア」です。
季節は春へと移り行きます。宇宙が生み出す「季節」というリズム。ふりかえりと、誰にもゆるせなかった出来事があり、ゆるすことが難しかった人がいます。
真っ白なクリスマスローズ。光がそこに、足元にありました。春の雪のように。ゆるしの光のように
ゆるしの光のように Maria Healing Poem
気づかないうちに
傷みを送ったことがあった
予期せずに
傷みを受けとったこともあった
花のように
光を求めていても
空が曇る日がある
心が翳る日がある
ゆるせない気持ち
ゆるしたい気持ち
ゆれながら
少し苦しい息をする
雨が来て心をほどく
風が来て未来の光を告げる
眼をあけると
そこに花はあった
ほんの少し勇気が足りなかった
ほんの少し心にとらわれた
花のように
やわらかくゆるしてゆく
風に問いかけ
光に祈り
やがてゆるす道のりに気づく
ひとりでがんばらないで生きる
世界中が
あなたの背中をささえる
肩に手をおいて
ぬくもりからゆるしが始まることを
伝えていく
揺れていい
迷っていい
まちがえて いい
それでもゆるしていく
一枚の花びら
一枚の葉に
あなたのゆるしを託す
花は一輪 咲くだろう
どうしてもゆるせなかった人に
その心に
香りが咲く
ゆるしが光になる
春へ季節が移り行きます。宇宙が生み出す「季節」というリズム。ふりかえりと、誰にもゆるせなかった出来事があり、ゆるすことが難しかった人がいます。
真っ白なクリスマスローズ。光がそこに、足元にありました。ゆるしの光のように。
spiritual reading and photo by Keiko Tokino©︎