Un tocco di stile alla tua vita.

Cafetalk Tutor's Column

Rubrica di MiaHuang

台湾の年越しが二つだと?!

Dec 27, 2022

台湾には「跨年(kuà nián)」と「過年(guò nián)」があります。
今までずっとそう過ごしてきたんですが、
今年なぜかおもしろいなと思い始めました。
 
では、「跨年」と「過年」は一体どこが違うのでしょうか。
 
ご存知の方もいらっしゃると思うんですが、
台湾の年越し「過年」は旧暦のほうです。
 
一週間ぐらいの休みがあって、みんな実家に帰って
大晦日に家族と「年菜(nián cài)(おせち料理)」を食べたり、
地元の友達と会ったりして、ゆっくり過ごせる年越しです。
日本と似ていますよね。
 
また、台湾では、結婚した家庭はとある過ごし方があります。
それは「初二回娘家(chū èr húi niáng jīa)」です。
大晦日のことを「除夕(chú xì)」、
旧暦の1/1を「初一(chī yī)」と呼んでいます。
除夕と初一には結婚した家庭は大体旦那さんの実家で過ごします。
その次の日が「初二(chū èr)」で、結婚した家庭は奥さんの実家に帰る習慣があります。
それが「娘家」ですね。
 
そういう習慣があるので、みんな「初二」まではいつも忙しいです(笑)
 
本題に戻りますが、
「跨年」というのは一体なんでしょうか。
 
それは新暦の12/31-1/1のことです。
 
この「跨年」で何をするかというと、
新しい一年を迎えるために、各地の市役所はライブをやって、
その場で市長、タレントさんたちとカウントダウンしたりします。

花火もしますね。一番有名なのは台北101の「跨年煙火(yān huǒ)」です。
1/1この1日だけが休みなんですが、若者は結構賑やかに祝っていますね。
 
ちなみに、来年の1/1は日曜日になるから、もう1日休みがもらえます〜
私から見ると、「跨年」は洋風に近い年越しで、「過年」は伝統的な年越しですね。
 
しかし、年越しを2回するから、逆に一年が短くなった気がします(笑)

では、Cafetalkの皆様、良いお年を!

Got a question? Click to Chat