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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Ichiro 's Column

万葉集に、歌が残った。

Суббота, 29 Октябрь 2022 r. 20:07

君が行く道のながてをくりたたね
            焼きほろぼさむ天の火もがも
(あなたが行く長い道のりを繰り寄せて、焼きつくしてしまうような天の火がほしい。)

                          狭野茅上娘子
                         (さののちがみおとめ)

中臣朝臣宅守(なかとみのあそんやかもり)と狭野茅上娘子は、恋に落ちた。
とがめられるような恋だったのか、宅守は流罪になった。
宅守が越前の国に行く前に、娘子が詠んだのがこの歌である。
どんな恋だったのか、なぜ宅守が流罪になったのか、定かではない。
ただ、歌が残るのみである。

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