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ニホンのモジ

Четверг, 13 Октябрь 2022 r. 12:05

日本の文字って「漢字」「平仮名」「片仮名」と3種類もあって大変!って思っている学習者さんはとても多いと思います。

平仮名を覚えても街中の看板はほとんど読めません。
なんで3種類も!と思われるものわかります。
3種類は必要ない、と思われるかもしれません。

でも、3種類を使い分けるからこそ伝わるイメージがあります。
「ニホンのモジ」「日本のモジ」「にほんのもじ」」「日本の文字」・・

例えばあなたがあるキャッチコピーに「かわいい」と入れる場合
「かわいい」「カワイイ」「可愛い」のどれにしますか?

前後の言葉、色や字体などによっても変わりますが、大雑把に言えば私の場合、
「可愛い」は本格的な正統派
「カワイイ」はチャラい
「かわいい」はほんわか、子供っぽい
のイメージがあります。

文字を使い分けるから膨らむイメージがあります。面白さもあります。



先月お亡くなりになった三遊亭円楽さんがとても興味深い言葉をおっしゃっていました。

「日本人のすごさって、音読みを作って、訓読みを作って。カタカナを部首から作って、崩し文字からひらがなを作ったのよ。だから、町人はひらがなで喋る、侍は漢字で喋る」

たった一人での語り、なのにそれぞれ登場人物も場面もありありと思い浮かび、ほんわかとした笑いにつながる。落語家ってすごいな・・・って思います。

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