不安が少し解消されると、人はついそれに引っ張られてしまいます。
または、自分でできるのではないかという幻想、信用していいのかという疑念。
それ等は全て目を背けさせる方の声です。

どちらに重きを置くのか。

自分の人生をかけて絡ませてしまった糸を、そう容易く解ける自分になれると思いますか？
もちろん、その程度で良いとする方もいるでしょう。

友人が昔言いました。「色々問題はあるけど、今生はいいや」
今生ではこのことを見ない、無視してしまおう、ということです。
私の経験ではそれはできない、と感じます。
人間はそういう存在ではないからです。
そこから逃れようとしても”自分自身”がアピールを続けてきます。
ご自身でもそういう”波”に気付いてますよね。

また、カルマ（業）という言葉がありますが、やはり業は脈々と続いているように思います。
孫子までともいいますが、ある輪の中の関わりの中で関係性がずっと続いていく。
それぞれの選択は代々脈々と続きます。
その選択を腹を据えて行えば、カルマ（自分や周りとの関係性など）は解消され新たな良い関係が生まれます。
私は今生体験しました。

現代は人間優位の考え方が蔓延しているので気付き難いかもしれません。
でもみなさん迷った時、占いを見たり精神系や宗教系の本などに助けを求めたり情報を手に入れようとしますよね。
神社に行きお参りをしたり祈祷をしてもらう方もいるでしょう。
お正月やお盆には手を合わせる人もいるでしょう。

常に申し上げている通り、自分の答えは自分の中にあります。
アピールしてくることを知っているのに知らん顔をするマゾヒストな私たちはもう卒業して成熟した人になる時です。
その選択を”させる”かさせないか。
口当たりのいい補完は硬い選択とはいえません。

どうぞ心のSOSをかき消さないでください。


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先日山に行ってきました。
リンドウが咲く、この景色をみる為に。

私たちもどっしりとした山であることはできます。
選択の先にそれを知ることができるでしょう。

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