みなさん、こんにちは。 中国語講師のOnoyoです。
今日の発音のコツの四つ目は強弱のお話です。
人は話をしている時も、呼吸をしています。
ですから、言葉を発音するときには、一つの言葉の中に「強弱」が現れます。
例えば、
日本語は一つの発音の中に「子音+母音」という順番で、
「子音」から発音を始め「母音」で終わります。
その流れの中で、「子音」を比較的強く読み、後半の「母音」に至るに従って弱くなります。
また、「子音」と「母音」はほぼ重なって発音され、一緒に発音していると言ってもいいくらいです。
一方中国語は、その逆で、
「子音」+「母音(そり舌音の後ろにはつかない時もある)」+「鼻音(ない時もある)」
という順番で発音しますが、
出だしの「子音」を弱く読み、後半の「母音」+「鼻音」は強く読みます。
イメージがつかない場合は童謡の「ぞうさん」の歌い出しを思い出してみてくださいね。
また、もう一つ大切なのは、
中国語は日本語のように「子音」と「母音」を同時に発音するのではなく
はっきり分けて発音します。重ねたり、一緒に発音したりはしません。
時々ピンインをローマ字読みされる方がいらっしゃいますが、
そうすることで、全くの日本語読みになり、
中国語には聞こえない。。。というのは、このせいですね。
では、ぜひ参考にしてみてください。