はじめまして、CafeTalkで中国語の発音レッスンを開講しているEicoと申します。
今日は、シャドーイングについてお話ししたいと思います!
シャドーイングとは、外国語の発音をリスニングし、後を追いかけるよう口に出して同じように発音するトレーニングです。
リスニング能力が上がる、自然な発音のリズムが身につく、アウトプット能力が上がるなんて絶賛する英語の先生がたも多いです。
しかし、私は、中国語初心者のうちにシャドーイングを始め、かえって遠回りしました。おなじ失敗をされるかたがいらっしゃらないように、本日はわたくしの失敗談をお伝えしたいと思います。
スピードについていけない
聞いたそばから口に出したいのに、まず聞いた音がわからないから、音声についていくことができません。シャドーイングしている文の意味もよくわからなくなってしまいました。
誤った癖がつく先生にせっかくキレイな発音の口の形や舌の位置を学んでも、シャドーイングのトレーニングをしてしまうと、つい、音声についていくので必死になります。結果、変な癖がついていしまったり、日本語の音で代用してしまっていました。
自分の発音を誰かに聞いてもらい、直してもらうこともしなかったので、ますます悪い癖が固定化していきました。
英語のサイトでは、シャドーイングで自然なリズムが身につけられるとよく書かれていますが、中国語は基本的に一音一拍のリズムで、英語より日本語に近いリズムです。また、リズムより、一音一音の声調がきちんとしていないと、通じません。
わたしは、スピードを追いかけるあまり、よく声調が狂ってしまっていたように思います。でも、それにも気づかず、ひたすらシャドーイングして、間違った声調が定着してしまっていました。
わたしがシャドーイングをやめて取り組んだのは、二音節の発音トレーニングと音読です。
後で知ったのですが、中国語の語句の70%程度が二音の単語だそうです。つまり、二音がきちっと発音できれば、通じやすいのです。
また、音読は目で見て、口で音を出し、耳で聴く、と体や脳を使います。ただ聞くだけ、文を読むだけより、ずっと脳に定着しやすいといいます。音読を繰り返した文章は口からスルスルっと出てくるようになりました。
そして、最終的には中国語の発音強制専門の日本人の先生にお願いし、自分の発音を一つ一つ直してもらいました。
これまでの先生は厳しすぎたり、優しすぎたり、具体的に説明がなかったのですが、日本人の先生に日本語で教えていただけたことで、からまったひもがほどけるように、上達することができました。
早く専門の先生にお願いすればよかったと思っています★
ここまでシャドーイングについて語ってきました。シャドーイングはもともと通訳の方のトレーニングで、もちろん英語などの言語や、中国語上級者の方にはおすすめのトレーニングなのは間違いありません。わたしも英語でよくシャドーイングしていました。でもやり方を間違ってしまうと、わたしみたいに中国語の正しい発音を身につけるのに遠回りしてしまう可能性だってあるんです。
英語学習の方法を簡単に中国語に応用してしまうのは、もしかしたらちょっと違うかもしれないですよ。
もし、中国語で思うようにシャドーイングの効果が感じられないようでしたら、ぜひ単語と文の音読をやってみていただけるとうれしいです。
もし、中国語の発音についてお悩みがありましたら、ぜひご相談いただけたらと思います。お急ぎの方はレッスンをご受講いただければ、とことんまで解説し、お悩みを解決する方法を一緒に考え、取り組んでいきます。
みなさまの中国語の発音のサポートができることを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。
レッスンのお申込みはこちらからどうぞ。
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最後までお読みいただきありがとうございました!