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Cafetalk Tutor's Column

Onoyo 講師のコラム

【お悩みの部屋】2 〜この世は本当は全て逆さま〜

2022年5月27日

みなさん、こんにちは!
Onoyoです。

今日は〜この世は本当は全て逆さま〜という
般若心経」の一節、
心無圭礙無圭礙故 無有恐怖遠離一切転倒夢想究境涅槃
(心に何の気掛かりなこともなければ、恐怖もなくなり、
現実とは逆さまな思いから離れたら、涅槃の境地に(たどり着ける)

からのお話です。

人はとかく、感情や妄想などに影響されながら物や人を見てしまいがちです。
でも、それに気づかず、自らの目で見たもの全てが「真実」と思いがちですが、
自らが見たものの中には、一部(かまたは全て)に
気持ちの揺れや、感情に左右されている「転倒夢想が存在するということに
気づかなければいけません。
「夢を見る」ことは決して悪いことではありません。
人間は、より効率よく生きるために、「夢」を見ながら、頑張ったり、我慢したりするのです。

ただ、それをやり過ぎてしまうと全てが逆さまな「夢」の中で生きることになってしまい、
現実から離れてしまいます。そのために、結果、「夢」とはかけ離れていくことにもなります。

人間的な感情などに影響されない、静かな「心の奥底にある」目で見ながら生きていくことで、
「涅槃に至る(真の幸せ)」となることを
この言葉は表しています。

私の好きな言葉の一つを今日はご紹介いたしました。

いつもご覧いただきありがとうございます。





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