英語学習において音読をすることの効果は色んな人が認めています。
読む聞くというインプットだけの学習ではなく、声に出してみることでアウトプットの練習にもつながっていくというのがその理由のひとつ。

とは言え、とにかく声に出せばいいというのではなくて、やり方にもちょっとした工夫が必要です。
何を意識してどんな流れで音読をするのかで、音読の効果も変わってくるのです。

英会話スクールや法人研修、個人レッスンなど色んなところで音読のレッスンを教えてきましたが
トレーニングの流れの中で皆さん難しいと感じるのが「シャドーイング」の練習です。
テキストを見ながらの音読と違って、音声のみを頼りにするシャドーイングは難易度が高いです。
それでもあえて私は「シャドーイングもやってみましょう」とお勧めしています。

その理由の一つは、「テキストを見ながらではちゃんと音を聞かなくなりがち」だからです。
文字を見ながら英文を音読（オーバーラッピング）する時、多くの人は音をあまり聞いていません。
聞こえてきた音声を再現するのではなく、自分の頭の中にある英語の発音で読み上げることになってしまいがちです。
それでも音読することの効果はあるのですが、リスニングを鍛えるには正しい発音で再現したい。
そのためにも、あえて文字を見ずに、音声だけを頼りにするシャドーイングが効果を発揮するのです。

「なぜそれをするのか？」ということをちょっと意識して練習すると、トレーニングの質が変わってきます。
得られる効果も変わってきます。

シャドーイングを始め音読トレーニングを取り入れたレッスンをいくつか実施しています。
普段の学習に生かせるトレーニングの方法をレッスンで体験してみませんか？

GW中もレッスン実施しています。
大学や法人研修がお休みなので、いつもより少し時間枠を増やしていますので、ご興味あればレッスン参加してみて下さい。