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Cafetalk Tutor's Column

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何回読んでも飽きない本と最近読んだ韓国本

Weekly Topic: A book you never get tired of reading

Montag, 18. April 2022, 00:31

何回読んでも飽きない本、
それは高野秀行さんの本全般
(特に『ウモッカ』『間違う力』『アジア新聞屋台村』はロシア滞在中に繰り返し読んで元気をもらった。最&高)

他に江國香織の『東京タワー』『冷静と情熱のあいだ』
村上春樹の『ノルウェイの森』
よしもとばななの『キッチン』
唯川恵の『肩越しの恋人』
東野圭吾『分身』

もう何度読んだか分からないけど、何度読んでもOMOSHIROI.

それから毎年梅雨時期に読み返したくなる『オテルモル』
まだ梅雨始まってないけど、昨日読み返したらやっぱり面白かった。
読書最高です。

<最近読んだ韓国本>

『あの子はもういない』
珍しい韓国サスペンス。この著者この作品がデビュー作らしい。
結末が予想と全然違ってびっくりした。
「やっぱこの著者も東野圭吾の影響受けてるのかな〜でも東野圭吾ほど面白くはないんだよなぁ」 
と読んでる間ずっと思った。東野圭吾ほどじゃないけど、これもそれなりに面白かった。

『女の答えはピッチにある』
趣味でサッカーをやってる韓国人のエッセイ。女性。
ただの趣味系エッセイかと思いきや、切り離せない家父長制、女性軽視、フェミニズム的うんたらかんたら...
うん、疲れた。

『回復する人間』
『菜食主義者』のハンガンの本。私はどう考えてもこの著者と合わない。
短編集で、どの作品の主人公も回復しつつあるんだけど、その様子が色々と痛々しくてつらい。

『かけがえのない心』
これは最近読んだ韓国の小説の中で一番面白かった。
「海外養子」「基地村(梨泰院)」という韓国近現代史の闇キーワードたちが押し寄せてくる。
フランスに養子に出された「私」は、「あなたのドキュメンタリーを撮りたい」とオファーが来て韓国へ 。
ああ韓国でこの人の出生の秘密とか探ってく話か....と思いきや、ところがどっこい。
ソウルの色々な地名の由来も出てきてそれも面白かった。 

『韓国の若者:なぜ彼らは就職・結婚・出産を諦めるのか』
小説じゃなく、日本で出てる新書。安定のヘルチョソン。 

<韓国以外>
『英語が出来ません』
なんで日本人は英語ができないのか?英語教育が悪いのか?を探ってく本。
政治家、英語教師、翻訳家など色々な関係者へのインタビューが面白い。
「うん、そうだね...」と思う点が多かった。 
とりま語学できるようになりたいなら時間かけようぜ!!!!! 

『その他の外国語の翻訳者』
とっても面白かった。色々なマイナー言語の翻訳家の話。
(韓国語はない。ヘブライ語とかマヤ語とか本当にマイナーな言語の翻訳者のみ)
なぜその言語を学ぶことになったのか?学習方法は?から、留学経験談、翻訳のあれこれ。
こういう話大好き!もっとください。
各言語の翻訳家の人が、翻訳に役立つ本と、自分が翻訳してる言語の(邦訳されてる)おすすめの本を教えてくれていて、ブックガイド的にも読める。 

『ロシアを決して信じるな』
知ってた。 

Давайте!

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