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Cafetalk Tutor's Column

Tutor caoli 's Column

最近読んだ本たちの紹介(面白い本もある)

Mittwoch, 23. März 2022, 20:31

先日見た韓国の1인 가구に関するドキュメンタリーで、
「1인 가구の多用野菜は玉ねぎ。ラーメンでもインスタントの何かでも、玉ねぎを入れれば『料理』っぽくなる」と言っていて、
韓国の玉ねぎに当たる野菜、日本だと「もやし」かなぁ、と思いました。
コンビニでも必ず売ってるし、もやし+ちょっとした野菜が入ったパックとかも売ってますよね。 

<最近読んだ韓国本>※再読含む

『サパにて』
(公式のあらすじ)タブーを超えた愛が許される一年に一度のラブマーケット。ベトナムを舞台に描かれる愛の行く末。 

『ダニー』
(公式)68歳の「私」は23歳の青年に淡い恋情を抱いた。彼の名はダニー、アンドロイドだった。

『三十の反撃』 
(私による雑なあらすじ) 就活失敗しまくりの無気力な30歳のインターン生、社会に対するささやかな反撃()を始める。

『無情』※植民地朝鮮が舞台の近代小説
 (私による雑なあらすじ)東京留学から帰国し、これからの朝鮮を変えようという高い志を持った...ように見える実は軸ブレブレの「僕」の暴走と妄想と非情


普段現代小説ばかり読んでいるので、『無情』はとても新鮮でした。
著者は韓国の夏目漱石的な作家らしく、苦学生の僕やら妓生やら出てきて何やら暗いな〜と最初は思いきや、
読み終えてみると「現代小説よりむしろ明るいな???」と思える一冊。
文学作品としてめちゃくちゃ面白い、という訳ではないけど、読んで良かったと思った。

『ダニー』と『三十の反撃』は、まさにその「暗い現代小説」。
韓国社会、暗い。

『サパにて』はお馴染みの「民主化運動」がサラッと顔をのぞかせて、「またお前か」感。 

<韓国本以外>

『都会の異界:東京23区の島に暮らす』
東京の島と聞くと、三宅島とか小笠原とか思い浮かべがちですが、この本に出てくるのは佃島とか本当に23区からふらっといける、そもそも「島」だと認識されていないような島たち。
もう少し歴史とか知れる本かな〜と期待していたけど、ただ著者が島巡りしただけのエッセイ。
それでも東京にこんなにたくさんの島があったのか、と新しく知る情報がたくさんあった。

『マレー素描集』
シンガポール大好きなので面白かった!!!!
シンガポールに暮らすマレー人の生活、宗教、マレーシアとの関係、華人との関係などが垣間見れる短編集。
一話一話が凄く短くて読みやすい。 

『心と体がラクになる読書セラピー』
大学1年の時、大学生活無理ゲーすぎて、暗い気持ちで訪れた今はなきソウル駅のブックオフ...。そこで日本語の本と日本の音楽(店内BGM)に囲まれて本を物色するだけで超癒されたのは、今考えると一種の読書セラピーだったのかなぁと思う。 
そしてその時買った本たちに、とても励まされたし癒された。ありがとう本。

『幸福幻想:うさぎとマツコの人生相談』
「え、この人たちこんなことで悩んでんの?」な お悩み多数。本人は本気で悩んでいても、悩みって他人からみるとどうでもいい&大したことない&くだらないもんなんだなぁ、と気づかせてくれる。
とりま悩みは太宰治に任せてパフェでも食べて気楽に生きればいいと思う。 


今、韓国の美容整形地獄を描いた『あのこは美人』を読んでいます。
まだ序盤だけど、既に暗くてつらい。(でも読む)

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