みなさん、こんにちは。イタリア語・日本語講師のNoritaliaです。
私はコロナ禍の前に、音楽教室で数年間イタリア人にピアノと声楽、音楽理論を教えていました。
生徒さんは小学生から大人まで幅広く、ある高校生の子は、学校の行事で代表してピアノを弾きましたし、コンクールに挑戦していた生徒もいました。
発表会で中一の男の子がバッハのメヌエットを立派に弾き、お母さんが泣きながらお礼を言ってくださったこともあります。
この男の子は、最初はあまり弾けなかったのですが片手ずつ、両手ずつ、楽しみながら弾ける部分を徐々に増やし、最後はチェンバロで弾いているように装飾音もつけて弾いたのです。
なぜこういう話をするかというと、文法の知識は十分あり、イタリア語勉強歴の長い生徒さんのお悩みとして、
「イタリア語が出てこない」
というのがとても多いからです。
ピアノや声楽のレッスンはイタリア語と共通するものがあり、私のレッスンのやり方は全く同じです。
・指で鍵盤に触れて音を出す。
・イタリア語の発音をする。
ピアノのレッスンでは、いきなり両手では弾かずに片手ずつから。1段目だけ弾いてみましょう。弾けた!という感覚を常に持って前向きに。
イタリア語のレッスンでは、いきなり動詞活用を全て覚えるのではなく、まずは1人称単数から。文章が言えた!という感覚を常に持って前向きに。
ピアノの音の出し方も、言葉での説明には限界があります。やはり生徒さんがピアノを弾きながら指に正しい筋肉をつけていくことで、雪だるま式に弾けるようになります。
イタリア語ではどうでしょうか。 色んな上達法があると思いますが、上のピアノの例をそのまま当てはめると、
イタリア語の音の出し方も、言葉での説明には限界があります。やはり生徒さんがイタリア語を話しながら口に正しい筋肉をつけていくことで、雪だるま式に話せるようになります。
こうなりますね!
そして忘れてはいけないのが、イタリア語は単語と単語がくっつきますので、そこで口は休憩しない、ということ。単語と単語をくっつけて話す、ということは、文法を理解していないといけない、ということです。
それは決して難しいことではなく、単語に正しい定冠詞をつけて話すトレーニングや、短い3語文でも十分に効果が出るものです。
それぞれの文法パーツをまず頭に入れましょう。そして楽しく発音しながら少しづつ文章を伸ばしていきましょう。テキストは見ずに、たとえ2語文でも自分の気持ちをイタリア語を使って伝える、という経験を積み重ねることが大事だと思います。
コラムを日々更新中〜♪
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NORIITALIA