みなさん、こんにちは。イタリア語・日本語講師のNoritaliaです。
さて、今日は
「イタリア語で考えるスピードを劇的にあげるコツとは?」について、みなさんと少し一緒に考えていきたいと思います。
こんなあるある、みなさんにはありますか?
イタリア語のドラマを見てると意味が分かる時もあるけれど、イタリア人に直接話しかけられると、舞い上がって全然理解できない。 ↑ これって、
クイズ番組で「こんな問題も分からないの?」とお茶の間で見てるときは思うのに、実際に自分がクイズ番組に出たら、多分答えられない。
っていうシチュエーションに似ているような(笑)。
イタリア語を勉強する過程において、上に書いたような状態は必ず起きると思います。だから
イタリア語の文法を習い始めると、ネイティブとのフリートークで会話力を磨こうとする人が多いんだと思います。
さて、ここで質問。
ネイティブとのフリートークレッスンで、イタリア語で考えるスピードが劇的に上がりましたか? または、
イタリア語で考えてから口に出すまでのスピードが劇的に上がりましたか? イタリア人を目の前にして話すことにより、心理的な安心感から、
話し慣れた講師とは「話しやすくなった」ことはあると思います。
でも、
新しい講師との1回目のセッションで、同じことができますか? さて、ここでまたまた質問。
「マリオがコーヒーを飲む」という3語文をイタリア語にしてみましょう。
イタリア語には冠詞(英語で言うAやTHE)が付きますが、そのまま直訳するので、基本的には同じように3語文になるはずですよね。
語順をそのままにして、3つのパーツを並べると、Mario(マリオ) - Un caffè(コーヒー) - Bere(飲む) となりますが、
イタリア語は英語と同じように主語・動詞・目的語ですので、以下のようになります。
Mario bere un caffè. ここに、
バールで(al bar)、父と(con suo padre)、砂糖なしで(senza zucchero)などパーツを付けると色々な文章が作れますね。
このように、パーツをイタリア語の語順に合わせて入れ替えたり、色々な意味を追加すれば文章が作れますが、ここで大事なのは・・・。
イタリア語では、ここに「動詞活用」と言う一手間が加わるのです。
先ほどの「マリオがコーヒーを飲む」は、マリオが3人称単数なので、
Mario BEVE un caffè. と
動詞の原形BereからBeveに動詞活用しなければならないことになります。
イタリア語の動詞は、主語によって変化しますよね。これがやはり
日本人にとっては厄介なポイントになり、発語スピードの足を引っ張ってくるのです。
やっかいなイタリア語の動詞活用〜。
リスニング時、動詞活用で頭が止まってしまったこと、ありませんか? イタリア語の3語文は日本語でも基本的に3語文。ここまではいいでしょう。ここに
イタリア人と同じくらいの速さで動詞活用を言うトレーニングを取り入れてみてください。
リスニング時に動詞活用で頭がフリーズせず、文章のパーツを聞き取ることに集中できるようになってくると思います。
やっぱり
発語力あってのリスニング力。そう思います。
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NORIITALIA