2月4日、全国通訳案内士試験の合格発表があり、面接の練習を担当させていただいた方から嬉しい報告をいただきました。
医師、弁護士をはじめ、気象予報士、管理栄養士などいわゆる「士業」の多くは国家資格で、通訳案内士もその一つです。一次の筆記試験を突破したら、二次は面接で、
①プレゼンテーション:日本語で書かれたテーマカード3枚から1つ選び、30秒で内容を考え、そのテーマについて2分程度外国語でプレゼンテーション
②通訳:試験官が読み上げる日本語の文章を聞いた後に外国語に訳する。
③シチュエーション質疑:試験官をお客様と見立てて外国語で質疑応答。 という内容です。
今年は、(※受験の時間帯で問題は変わります)
①は「南部鉄器・流鏑馬・IR」
②日本には温泉が27,000ヶ所ある。自然に暖かいお湯が湧き出る有難いものです。病気の治療などに昔から使われました。多くの観光客が温泉には来られます。
③刺青がある外国人旅行者が温泉を楽しみたいと言っている。あなたは、通訳案内士としてどのように対応しますか。
・・という問題だったようです。
現在はインバウンドはストップしている状況ですが、自分の国を海外の方に理解して、楽しんでいただくために役立つ素敵な資格だと思います。40代など「ひよっこ」で、定年なしというのも大きな魅力ですよ。