皆さんは、今で言うインターネット(ホームページ)が、家庭にやって来たのは、1995年。いわゆるWindows95からだと言うことをご存知ですか?
さて、私が埼玉の公立小学校で産休補助教諭を始めたのは、その10年前の84年。新卒でありながら、いきなり小3の受け持ちクラスの全科目の授業と通知書、及び指導要録を作成しなくてはなりませんでした。
私の2大コンプレックスは、計算が苦手で字が汚い(いまだに自信ない)ことでした。
その時思ったのは、「こりゃコンピュータの力を借りなくては」ということでした。
でも初任給の私にはパソコンは高価でとても手に入りません。当時中古のパソコンが40万円前後でした。
そこに救世主出現。4万5千円のM S Xというゲーム機。なんとファミコンのようにカッセットをポンと差し込むだけで、ワープロにも計算機にも、はたまた算数や音楽の授業までできてしまう優れ物。
しかし、成績処理となると、思うような機能はありません。そこで、雑誌を読んだら、basicというコンピュータ言語を使えば、いろいろなことが出来るとあったのです。
本屋さんで解説本を購入して、日々独学での勉強が始まりました。すなわち手動でプログラムを作って何らかの計算をさせるのです。おかげで、コンピュータの基本をみっちり学ぶことができました。
これは今、エクセルでVBA (自動実行用プログラム:通称マクロ)を作成に大変役立っています。
(クニオ)