私は東京にある日本語学校で働いています。
日本にいる留学生には学校の教室で教えています。
日本語学校への入学が決まっていますが、日本へ入って来られない
学生にはオンラインで日本語を教えています。
2021年に留学予定だった留学生は4月からオンライン授業が
始まり、もう8か月もオンラインでの授業を続けています。
毎日180分の授業を月曜日から金曜日まで受けています。
フランスやスペインなどヨーロッパに住んでいる学生は
朝の6時から授業、アメリカやカナダに住んでいる学生は
夜中から早朝にかけての授業を受けています。
本当にいつ行けるかわからない状況の中で一生懸命
日本語の勉強を続けてきました。
その学生たちが来月から少しずつ日本へ入国して、東京の
日本語学校で日本語の勉強ができるようになりそうです。
夢や希望を持ってオンラインで勉強を続けて来た学生に
早く会いたいです。そして、実際に会ってたくさん話したいです。
オンラインでできることもたくさんありますが、教室の授業でしか
感じることのできないこともあります。クラスメイト同士のおしゃべり、
学生と先生とのなにげない雑談などは教室での授業のほうがたくさんできます。
また、学生のその日その日の体調や気分は教室での授業のほうが感じることが
できます。
私はこのコロナ禍での授業を通してたくさんのことを学びました。
いろいろな経験をし、大切な人や大切なことにも気づけました。
みなさんはコロナ禍でどんなことを感じていますか。