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Cafetalk Tutor's Column

Tutor caoli 's Column

最近読んだ本たちの紹介(面白い訳ではない)

Samstag, 30. Oktober 2021, 00:54

<地元に帰りたいけど帰れないなら地元が出てくる本を読めばいいじゃない編>
小路幸也『アシタノユキカタ』
あらすじ:札幌に住む高校教師「片原」が、元教え子の子供を熊本まで車で連れて行く話。
感想:軽い。「飛行機は金がかかる」とか言って車で連れて行く設定にだいぶ無理がある。 

奥田英朗『向田理髪店』
あらすじ:おそらく夕張がモデルであろう財政破綻した北海道の田舎で起こるあれこれ。
感想:リアルなところもあったけど、北海道の田舎って本当にこんな感じなの?と少し疑問。

(奥田英朗の『空中ブランコ』は私が学生時代、ソウル大学図書館で年間で最も借りられた本だと新聞で紹介されていた。奥田作品は結構韓国人受けするらしいので(翻訳も結構されてる)、興味のある方はどうぞ) 

阿川せんり『厭世マニュアル』
あらすじ:札幌の琴似のレンタルビデオ店で働くマスク依存症の女がブチ切れるまで。 
感想:マスク必須のこの時代に読むと色々思うところがある。ラストはスッキリするが、札幌市内で二駅離れたところに引っ越すくらいじゃ、人間関係リセットできないよ?と突っ込みたい。

荒川弘『百姓貴族7巻』
あらすじ:漫画家になる前、十勝の実家で農業&酪農をやっていた作者の農業エッセイ。
感想:待望の新刊。最&高。私はこの漫画を読み始めてから、国産の肉しか(それもできるだけ道産の)買わなくなりました。(米と野菜は言わずもがな)

田中陽希『それでも僕は歩き続ける』
あらすじ:アドベンチャーレーサー田中氏(富良野育ち)のインタビューを元に構成した本。生い立ちから現在の思いまで。
感想:クロスカントリースキーってマジ大変だよね...(私も子供の頃よく連れて行かれたけど、普通のスキーの何倍も疲れる) 

<エッセイ>
レディーダック『私は私に時間をあげることにした』(原題 나에게 시간을 주기로 했다)
あらすじ:焦らず自分らしくゆっくり生きようぜ!
感想:イラストは益田ミリのパクリ?文章は「益田ミリが韓国人だったら多分こんな感じだよね」

益田ミリ『青春、手遅れ』
あらすじ:青春時代にやってみたかったけどできなかったあんなことこんなこと。
感想:↑のレディーダックのせいで益田ミリが読みたくなってしまった。共感できること半分、よく分からないこと半分。

 <人におすすめされたから読んでみたよ編>
アディーブ・コラーム『ダリウスは今日も生きづらい』
あらすじ:生きづらいアメリカ(ドイツ系)&イランのハーフの男子高校生が、イランの祖父母宅に滞在してちょっぴり成長する。
感想:イランの文化、言語、食べ物の描写がたくさん出てきて知的好奇心をくすぐられる。イラン、好きかも。

宇佐美りん『推し、燃ゆ』
あらすじ:推しがファンを殴って燃える(炎上する)。
感想:全く共感できないけど、つらい。 

武田友紀『「繊細さん」の本』
あらすじ:HSP(繊細さん)が楽に生きるためのライフハック
感想:繊細さんに限らず、世の中には私には理解できない色々な苦しみを持っている人が多いんだろうな、もっと優しい人になろう、と思わされる。(実践できるかは不明)

ちなみに今は韓国小説の『もうひとり夫が欲しい』と新書の『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』を読んでいますが、『もうひとり...』の方は、久々につまんない小説に当たったな〜という感じで、本当につまらないし読みづらいです。(でも読む。) 途中途中に入るサッカー談義がうざい...

引き続き、レッスンでおすすめの本の推薦をお待ちしています。

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