みなさんこんにちは!日本語・イタリア語講師のNORITALIAです!
さて、今回はイタリア語検定3級の感想です!
最初の説明は日本語で、その後からは若干ゆっくりスピードのリスニングでした。
リスニング
1番から4番
この辺りは勉強している方も多かったと思いますが、部屋の間取りに関する単語を理解している人にとっては正解を導きやすかったのではないでしょうか。トイレのことをServiziという所、Bilocale、Angolo cotturaなどがキーワードでした。6番・7番
6番は一番最初にヒントが出ました。7番は、最初に(山の)天気が悪いことを言っていましたが、絵は山の絵ではなく、最後まで音声を聞いて答えを導き出しました。少し問題が複雑になっていましたね。14番
正解はCでしたが、記憶に問題がある、とは音声の中では言っていませんでしたね。消去法でCを導いた人もいたと思いますが、同じことを聞いたり、別の人と間違えたりする、というフレーズからCを導き出した方は素晴らしい!15番
Festa、Festivoの違いを聞き分けられた方は正解したと思います。In ritardo、Festivoという単語でバスを待っているという事に気づけたかな?16番
こういうのは結構苦手な方は多いのではないでしょうか。会話ではないので抑揚がありませんし、地名を列挙していくのは、やはり文字起こしでたくさん言葉を書き留められた方は正解できたのではないかと思います。それでも、最初は一本前の電車について案内し、「こういう問題ですよ」と言ってくれているイタリア語検定の優しさがちょっと伝わってきました(^_-)文法
27番
RiuscireとPotereの違いを理解し、近過去形でどちらの助動詞を使うのか(Avere, essere)を問うている問題でした。28番、31番
「・・・した時には、・・・していた」の近過去+半過去(大過去)が出ました。これは3級以上では必ず覚えておいたほうがいいですね。30番・44番
再帰動詞と従属動詞を組み合わせたらどうなるか、また再帰動詞の否定命令形はどうなるのか、という問題でした。再帰動詞については、3級では色んな活用を覚える必要があります。55番
A buon mercato(安い価格)という言い回しが出ました。準2級に比べて、比較的分かりやすい言い回しでしたが、この辺りも色々知っておくと点数が稼げますね。読解
面白いお話だったので、問題を読む前に全部読んでしまいました。歴史関係よりこういうお話、好きです♪ 登場人物は、おじいさん、保育園の係員、アンナちゃんなどですが、イタリア語では、同じ言葉を使わないようにしているので、おじいさんの事をUn anziano signore, L'uomo, il nonno, il nonno distrattoと呼ばれていますね。人間関係と状況を把握する事が正解へのカギだったかなと思います。
いかがだったでしょうか。
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ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
NORITALIA