ウクレレってとても素晴らしい楽器。
“弾いていると、とても癒されるし楽しいなぁ”
と…よく耳にします。
で、それとは別にこんな声も耳にします。
“上手くなろうと練習すればするほど弾けなくて楽しくない”
あらあら…同じ楽器なのにどうしてこんな違いが起きるのでしょう。
まず楽しいと感じる時っておそらく技術的なストレスを感じていない状態だと思うのですが…
例えばウクレレをはじめて弾いた時、なにもわからないのだから技術的なストレスを感じようもありません。
ただただ美しい音色と楽器を初めて(そうでなくても)鳴らした事に心が震え、結果…楽しいとなります。
※赤ちゃんがものを叩いて音がバシバシなって楽しくて笑うのと同じような感覚です。
で、スタートは大体同じはずなのになぜ楽しいと楽しくないの違いが出てくるのか。
ポイントは自分の音楽表現やウクレレとの付き合い方が定まっているのか…
ここだと思います。
楽しくないと感じる時って先にも書きましたが、技術的に出来ないことがあった…なんてパターンが多いと思います。
※日常で精神が疲れているとかは今回は置いておきます。
で、自分の音楽表現が定まっている人は…
心の音楽的欲求に技術がついてきていないだけなので、必要な練習も明確ですからゆっくりでも心の音楽的欲求に技術が追いつく時が訪れます。
で、ウクレレとの付き合い方がわかってる人は…
毎日忙しいからとりあえずTAB譜通り弾けても弾けなくても音が出てれば楽しいとか、ストイックに練習して上手くなりたいとか、色々なパターンがあるとは思いますが、結局自分のさじ加減一つで心の折り合いがつけられますから楽しいと感じる事が出来るでしょう。
さてさて、それでは楽しくなくなってしまう人ですが…自分のやりたい音楽のイメージがなく周りの情報に流されて、よくわからない基礎練をしてみたり練習曲にトライしてみたり…しかもやってもやってもやりたい事が明確でないのだから、上達しているのかもわからない…というサイクルに陥っているケースが多いかと思います。
あとはTAB譜のやりたい曲はあるけど弾けなくて楽しくないとか。
これも、やりたい曲があるってだけで自分の音楽表現が定まっているというのとは別物ですね。
※もちろんみんながみんなオリジナル作って、自分でアレンジしなさい…とかそういう話ではないですよ。
なので、楽しむ為にはまずは自分の音楽表現やウクレレとの付き合い方を見つける事が最優先だと思います。
そして常に心の表現に対して技術がついてくること。
技術が心を追い越して独り歩きしないこと。
無理して上手くなりたいって弾き続けなくても、せっかく一度出逢ったのだから人生の中でゆったりお付き合いしていくだけでも素晴らしいことだと思いますし。
“自分らしく”
言葉にすると簡単ですが、ここの芯がしっかりしている人は自分なりの楽しいを常に発見して成長していけるのかなぁと思います。
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