きんちゃん
Четверг, 29 Июль 2021 r. 14:05
子どもの 頃(ころ)、 夏休み(なつやすみ)には 毎年(まいとし) 盆踊り(ぼんおどり)が ありました。 夜(よる)、 浴衣(ゆかた)を 着(き)て、 小学校(しょうがっこう)の 運動場(うんどうじょう)に 集(あつ)まります。 スピーカーからの 音楽(おんがく)に あわせて 踊(おど)るのです。 たこやき や やきそば など たくさん お店(みせ)が あるので、 わたしは とても 楽(たの)しみでした。 ステージの 大太鼓(おお だいこ)を たたくのは、 「きんちゃん」という ニックネームの 40歳(さい)くらいの 人(ひと)でした。 「きんちゃん、 かっこいい~♡」 きんちゃんは 髪(かみ)が 短(みじか)くて 少(すこ)し マッチョだったので、 わたしは ずっと 男(おとこ)の人だと 思(おも)って いましたが、 実(じつ)は わたしと 同じくらいの 子どもがいる お母 (かあ)さんだったのです。 40年(ねん)たった 今(いま)でも、 夏(なつ)に なると、 きんちゃんの さわやかな 笑顔(えがお)を 思(おも)い出(だ)します。