こんにちわ!Noritaliaです。
イタリア語って勉強するのは大変なのかな、どのくらいのレベルで何ができるようになるのかな、と思ったことはありませんか?
日本で実施されている実用イタリア語検定試験では、5級から1級までに分かれていますが、イタリア語の勉強をしている人全てが検定試験に興味があるわけではありませんよね。
イタリア語に興味を持つきっかけもワインが好き、イタリア美術が好き、建築が好き、イタリアドラマが好き、サッカーが好き、など人それぞれですね。イタリアの〇〇が好きだ!と思ったら語学に興味が出てくるのは当たり前。そこでイタリア語を6レベルに分けて、それぞれのレベルで何を学ぶのか、何ができるようになるのか、を考えてまとめてみました。
- 入門
- 初級
- 中級
- 中上級
- 上級
- 超上級
今回はまず入門と初級です!
- 入門(動詞と定冠詞・形容詞・名詞を使いながら簡単な3語文が言えて、簡単な自己紹介ができる)-
1. イタリア語のアルファベットを勉強します。ABCはエービーシーとは読まず、アービーチーと読みます。その他、英語とは違う読み方、アクセントなどイタリア語の発音を学びます。
2. 名詞・形容詞・冠詞を勉強します。これらには男性形・女性形・複数形・単数形があり、それぞれ一致させることを学びます。(例: 一台の赤い車→Una macchina rossa、二台の赤い車→Due macchine rosse )
3. 様々な挨拶をイタリア語で学びます(こんにちわ、さようなら、お元気ですか、いただきます、元気?など)
4. イタリア語の基礎となる2つの動詞を学びます。一つはB動詞のEssere、もう一つはHaveのAvereです。イタリア語の動詞は主語(1人称、2人称、3人称の単数複数)によって6種類に変化します。
【例】
La casa è grande. 家は大きい。
La pizza è buona. ピザは美味しい。
Il computer è costoso. コンピューターは高価だ。
Il coniglio è bianco. ウサギは白い。
Lei ha una matita lunga. 彼女は長い鉛筆を持っている。
Noi abbiamo un cane grande. 私たちは大きい犬を持って(飼って)いる。
Loro hanno un giardino. 彼らは庭を持っている。
などなど。語彙を増やし、3語文が色々作れるようになれば、入門編はおしまいです!
- 初級(家族・友達・買い物など、身の回りのことが理解でき、自分で表現もできる)-
1. 少しずつ様々な動詞とその活用について学んでいきます。動詞は入門でもやった通り、主語によって6種類に活用します。時制としては現在形・未来形・近過去形(essereもしくはavere+動詞の過去分詞)、過去の持続した行動を表す半過去形を学びます。
【例】
Io mangio la pizza. 私はピザを食べます。
Tu mangi la pizza. 君はピザを食べるよ。
Voi mangerete la pizza. あなた達はピザを食べるでしょう。
Loro mangiavano la pizza. 彼らはピザを食べていた。
Lei ha mangiato la pizza. 彼女はピザを食べました。
2. 指示代名詞(これ、あれ)、指示形容詞(この、あの)・比較詞(より・・・だ)、補語人称代名詞(私に、私を)を学びます。
3. 基本的な関係代名詞(Che)、現在進行形(ジェルンディオ)、前置詞(di, a, da, in, con, su, per, tra, fra: ←子供達は小学校でディーアーダーインコンスーペルトラフラと唱えて覚えます)を学びます。
いかがでしたか?イタリア語を始めて間もない時は、文法の壁が厚くてどこから始めていいか分からない!ということがあると思います。でもコツさえつかめれば、イタリア語の勉強は楽しいですよ!
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次回は中級・上中級についてお話ししたいと思います。
それではまた!