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お菓子の記憶

Weekly Topic: My favorite sweets/snacks/candies in childhood

Четверг, 18 Февраль 2021 r. 12:41

「お菓子」
なんと甘い響き。
わかっちゃいるけどやめられない。禁断の果実。
大人になっても、大好きなシュークリームはやめられません。。。

私が子どもの頃好きだったお菓子について思いを馳せていると、ぶわ~っといろんな記憶がよみがえってきました。ワクワクした思い出、ドキドキした思い出、ほんのり甘ずっぱい思い出、恥ずかしい思い出、、、。
そういう思い出は、その時食べたお菓子の赤色2号や黄色4号のケミカルカラーと同じくらい鮮やかな色彩をともなって、今でもよく覚えています。お菓子は、そんなセンチメンタルジャーニーへの切符みたいなものです。母親となった今は、子どもにせがまれても「そんな毒の塊みたいなお菓子は買ってやらんけんね!!!」と鬼の形相で断固拒否するようなお菓子も、自分が子どもの頃はたくさん食べていたものです。歯や体にはどう考えてもよくはなかったと思いますが、今思えば、心にはたっぷり栄養を与えてくれたお菓子たちです。
では、私が子どもの頃に好きだったお菓子の代表選手をご紹介します。

★5円チョコ
大好きなお金とチョコがいっしょになった黄金コンビ。さらにそのお菓子を、算数ボックスのおもちゃのお金で買おうとするせこい私を、酒屋のおじさんは優しく叱ってくれたなあ。

ブラックモンブランアイス
このアイスが九州でしか食べられない(?)ということを昨日初めて知りました。当たり付きのアイスで、一日50円のお小遣いを貯めてよく近くの薬局に買いに行きました。優しい薬局のおばちゃんは、なぜかどれが当たり付きなのかを知っていて私に教えてくれるので、透視ができる超能力者だと心から尊敬していました。

シャーベットペロ
棒付きの飴を、色と香りのついたあま~い粉に付けて食べる駄菓子。昔は駄菓子屋さんが近所にいくつもありました。その駄菓子屋さんの匂い、一緒に粉を付けて食べた好きだった男の子のこと、、、思い出すと泣けてきます(笑)現代の子どもたちは大人になったらお菓子の記憶とともにコンビニの匂いを思い出すのでしょうか?

鹿児島名物かるかんまんじゅう&豊島屋鳩サブレ
母の実家がある鹿児島に遊びに行くと祖母が必ず持たせてくれた「かるかんまんじゅう」。九州新幹線がまだ開通していなかった当時、特急つばめ(最高に素敵な列車でした)の中で有明海を眺めながらむしゃむしゃかぶりついて食べました。千葉に住んでいるのになぜか「東京のおじさん」と呼ばれていた叔父さんが遊びに来るときに必ず持ってきてくれた鳩サブレ。半径1.5km圏の小さな世界しか知らなかった私にはまるで遠い異国のような東京の、おしゃれな味がしました。

ココアシガレット
大人の真似をしたくて吸っても吸えない苦い味。みなさんも、ぷは~っとやりましたよね???

母のフレンチトースト
映画「クレイマー、クレイマー」の中で朝食に食べるフレンチトーストを、仕事が忙しくて手作りお菓子なんて作ってくれない母に頼んで作ってもらいました。あれはほんとに美味しかった。


どんなに体に悪い毒でも、そして毒だからこそ食べたくなってしまう、あま~いお菓子。
大人になった今でも、心と体への栄養のバランスを考えて、味わいたいですね~^^


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