生徒さんから届いた課題添削レッスン用のライティング添削から一日がスタートしました。個人的にもこの課題添削はとっても楽しく、毎回楽しみだったりします(笑)
私がこの作業で特に大事にしてることが、添削後のライティングを見て、生徒さんがいかにイメージと共に修正部分を理解できるかということです。もちろん人の受け止め方や理解の仕方は十人十色ではありますが、訂正が入る場所というのは、生徒さんが書いた文章の並び・表現方法・言葉の選択などを見ていくと、『どういう思い・考え方で書いたのか』が想像がつきます。なので、その部分と訂正後の状態を繋ぎ合わせながら添削していきます。イメージとしては、タイトルにあるように《点を線にしていく》という感じですね。
「〇〇は△△にしましょう!」といった感じの添削法だと、「なるほどな」「あ~そっか」と思ったとしても、
①なぜ〇〇はここではダメなのか
②どういう状況だと〇〇はOKで、どういう状況だと△△を使うのか
という部分がクリアにならず、結果自分の中に浸透しないまま「なんとなく分かったかも。。。」で進んでしまったり、また同じ間違いをしてしまい、「あ~前にも間違えた気がする。。。」ということが起きます。
私も経験者ですが、そういう「中途半端」になっているものが自分の中に溜まっていた時期があったので、先生という立場になってからには、とにかく《点と線》を意識して添削しています。生徒さんから「あ~、やっと分かった気がする」というコメントをもらう度に、私の中もすっきりしていくという相乗効果だったりします。
皆さんも、正解を知ることは大事ですが、それが「なぜなんだろう」という好奇心ベースの疑問を持つ癖をつけてみて下さいね。そうすることで初めて英語が「身につく」という実感を体感できます。