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Cafetalk Tutor's Column

Ayano sensei 講師的專欄

シャドーイングのやり方、間違っていませんか?

2021年1月2日

先日、TOEICを伸ばしたいという社会人の方とお話をする機会がありました。

 

その方は、リスニング問題を「1.5倍で解いたり、シャドーイングしたり、色々と試してみたけど成績が上がらない」と悩んでいました。よくよく聞いてみると、そのシャドーイングの方法が間違っていました。

 

1度英文を流し、シャドーイング。分からないところがあってもその後すぐ、英文を確認。もう1度シャドーイングして、次に進む。

 

この方法のどこが問題か気づきましたか?同じやり方をしている人は多いのではないでしょうか。英文を確認してしまうと、2回目に聞いた時に、きちんと聴き取れている気がしてしまい、できていると錯覚します。

 

では、どのようにすればいいのでしょう。

 

①英文を聴き、シャドーイングする。

1部分しか、聴き取れなかったり、シャドーイングが追いつかなかったりした場合、完璧に聴き取れ、スラスラと発音できるまで何度も繰り返す。(この時、決して英文は見ないこと‼︎

③自分は完璧にシャドーイングができている‼︎ となって初めて英文を確認する。

”a””the”、時制、連音など全てをきちんとできていたらオッケー‼︎ できていない場合は、正しくシャドーイングできるまで聴き直す。

 

ポイントは、自力で聞き取れるようになるまで、何も見ずに聞き続けるということです。そうすれば、だんだん英語が聞こえるようになってきます。

 

初めのうちはなかなか難しいかもしれません。ですが、同じ文章を20回、30回聞き続け、発音し続ければ、「あ‼︎何言ってるか分かった‼︎聴き取れた‼︎」となる瞬間が必ずきます。

 

TOEICならテスト1回分のリスニング、受験生なら赤本1冊分、騙されたと思ってやってみてください。膨大な時間と忍耐力が必要ですが、やり切った後、驚くほどリスニング力が上がっているはずです。

 

成績は努力なしには向上しません。ファイトです‼︎

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