Un tocco di stile alla tua vita.

Cafetalk Tutor's Column

Rubrica di Sachiko

ロンドン生活こぼれ話 その⑲ 変な人々小ネタ集

May 14, 2013 | 2 Commento

 いつもこのコラムを愛読して下さっているLisa先生からのリクエストもあって、今回は小ネタ集を書く事にしました。8年以上ロンドンに住んでいると、さすがに色々と変な人に遭遇するので、今回は変な人々小ネタ集です。

その① ~バスでいきなり大声で歌い出すおじさん~

 先日、夜遅くバスに乗っていると途中で体格の良い黒人の男の人が乗って来て私の前に座りました。この方、初めは普通に席に座っていたのですが、しばらくするといきなり大声で熱唱し始めました。あまりに突然歌い出すのでびっくりしたのですが、一曲歌い終わると静かになりました。

 あ、終わったのかな・・・と思っていると、またしばらくして突然違う曲を大熱唱し始めます。しかも二曲目は私も聞いた事のある女性シンガーのポップソング。そこで気が付きました。この人、歌はあまり上手ではありません。元の曲を知っているので、あまりの音程の違いに「ジャイアンみたい・・・」と思い笑いそうになってしまいました。そして20分位大熱唱したこのおじさんは、平然とバスを降りて行きました。酔っていた訳でもなさそうでしたし、一体何だったのでしょうか。

その② ~道端で「小銭持ってる?」と聞いて来る人々~

 これは結構頻繁にあります。道を歩いていると向こうからやってきた若い子が「Any spare change?(小銭持ってない?)」と聞いてきたりします。あと、バスを待っている人達の所に寄って来てこの手の質問をする人も多いです。

 びっくりするのは、大抵の人は無視するのですが、たまにそれで本当にお金をあげている人もいるのです。ちなみに、聞いて来るこの人達はホームレスではありません。いかにも普通の若者や、十代の子供が聞いてきたりするのです。日本ではあまり見ない光景ですね。

その③ ~観光客は注意。花売りおばさん~

 これは最近はほとんど見なくなりましたが、私が10年程前にロンドンに旅行で来た時に遭遇しました。道端で花を配っているのですが、つい手にしてしまうと「お金を払え」と言ってきます。当時何も分からない私は小銭を渡そうとしたら「これじゃ足りない」とまで言われました。最近はあまり居ないと思いますが、もしロンドンに旅行に来た際に遭遇したら、花は受け取らない様に注意して下さい。

その④ ~これも注意。チャリティー勧誘~

 これは最近では少し減ってきましたが、それでもまだ、たまに見掛けます。道を歩いているとフレンドリーに「Hello, how are you?」と声を掛けてきます。ここで返事をしてしまうと捕まって、「チャリティーでこんな会社があってね、あなたの口座を登録すると毎月いくら、チャリティーに支払う事が出来るの」と、チャリティーの会か何かに登録させられるそうです。

 私はこういった人々はいつも無視しているので実際に捕まるとどうやって勧誘されるのかは分からないのですが、あるイギリス人は「僕たちは彼らの事をCharity mugger(チャリティー強盗)と呼んでるんだよ」と言っていました。ですので、街中で声を掛けられた時には注意して下さい。

その⑤ ~後で気付いて赤っ恥?レストランでパンツを落として行った男性~

 レストランで働いていた時の事ですが、女性客二人が食事をしている所に、その女性の一人の彼氏と思われる男性がレストランに入って来て、その女性と5分程話をした後出て行きました。その後、私がふとレストランの床に目をやると、なんと男性物のパンツが床に落ちていたのです。

 もう可笑しくて可笑しくて、笑いながら同僚に伝えて二人で大爆笑。「どうしよう?触るの嫌だよね」と言っていたら、その同僚がナプキンを使ってパンツを拾い上げてくれました。その後、仕事中も何度も思い出し笑いをしそうで大変でした。

 しかしこの男性、なんで鞄にパンツが直に入っていたのでしょうか?ジム等に行って着替えた後だったのでしょうか?

 今回の小ネタ集は以上です。変な人や、日常で笑える小ネタ等、また思い出したら書いて行こうと思います。

Got a question? Click to Chat