为您的日常生活增添色彩。

Cafetalk Tutor's Column

Aya 讲师的专栏

実は面白い小説 for English learners1 : Let Me Out!

2015年4月24日

いや~、最近忙しいんですよ。 という言い訳ってあんまり好きじゃないんですが、なんや知らん、最近さっぱり寝る時間が確保できておりません。「忙しい」って、たぶん私の時間の使い方が下手なだけです。

ま、それはいいとして、自分が読んだ小説の中から面白いものを紹介しようと思っていたら、自分の論文に合わせて幽霊小説ばっかりになることに、最近気づきました。困ったな……で、今一番私の中でホットなものってなんだろう?と思って書き始めたのがこのコラムです。

実は、私がカフェトークで作った講座の中で、今一番お問合せが多いのが「英語読解基礎」。とにかくがっつり「正確に!!!」英語を読まないと、どっかで行き詰るというのが私の長年の経験則です。どんな文章も、まずはここからスタートです!と意気込んで始めたら、割と好評でした。

この講座、洋書を読むのが最終目標……と思って始めました。もちろん資格試験など目的に合わせて教材を選んでいきますし、「ちょっと訳しにくい文章」を集めたオリジナル教材を普段は使うのですが、目標に向けて今私が力を入れているのが「学習者用の副読本」なのです。資格試験にしても何にしても、英語を正確に読むという目標と過程は変わらないので、どうせなら面白いものを読んだほうが長続きするかしら?という期待もあります。

これ、けっこう有名なものがたくさんありますよね。ケンブリッジもオックスフォードもペンギンも、たくさん出しています。多読の勧めやらなにやら目にします。が、実際に手に取って読んでいる方って意外に少ないのではないか、というのが私の印象なのです。これを副読本として利用しよっかな~と集めて読み始めたら、これが面白い!!侮るなかれ、簡単できちっとした英語で書かれているのに、プロットがしっかりしていて読書の楽しみというものが全く損なわれていないのです。おおおお、これは、これは……!

私、お金がありませんので、近くの図書館から次々借りてきてはスキャンしております。そうして暇さえあれば読んでおります。教材に使えるものばかりなのに、もう本当に面白い。これまですでに40冊超ストックがたまりましたが、たぶん100冊超えても終わらない感じ。いいですね!いいですね!

てなわけで鼻息も荒く、一冊ずつ紹介していけば、お問合せの際に「これ読みたいっす」と選んでいただけることに気づきました。本当にもったいないんですよ~~~。みなさん、別に私のレッスンに申し込まなくていいので、興味があったら読んでみてください!!アマゾンのページも書いておきますので。

前置きが長くなりましたが、一冊目は

“Let Me Out!"でいきたいと思います。

ケンブリッジ、スターターレベル、本文26P。SF。英文レベルは中1~2程度。1頁内の英文の量は4分の1~2分の1程度。ほぼ全ページイラスト入りで、話の流れはそれを見るだけでわかります。

「とある科学者が、家事をなんでもこなす万能ロボットを作り上げた。このロボットは優秀だった。優秀すぎた……」

まあ、SF映画によくある「ロボットが優秀すぎた……」という話なのですが、なんといっても結末がシュールです。途中で「えっ!」という展開が一度あり、結末はさらに「このあと、このロボットはどこまで行くんだろ……」と考えてしまいます。スピルバーグが「母を訪ねて3千里」ロボットバージョンを昔作りましたが、あんな説教臭いものとは一味違う結末にドン引きすること請け合い(宣伝なのか、これは?)。

この本は、話が秀逸でどんどん読めるのはもちろん、冒頭にちゃんと登場人物紹介があり、途中に部屋の見取り図がありと親切設計です。

どーでもいーけど、完璧なロボット作るんなら、頭はつるっつるにしない方がいいんじゃないか、というのが個人的な見解。だから彼はグレたんだよ(たぶん違う)。

http://www.amazon.co.jp/Starter-Beginner-Cambridge-English-Readers/dp/0521683297/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1429854047&sr=8-1&keywords=Let+me+out!

なにはともあれ、SFが好きであれば、入門編としてかなりお勧めです。次回はサスペンスにしよっと。

それではまた!

在线客服谘询