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Cafetalk Tutor's Column

Rubrica di Lisa.K

誤解の上に理解が成り立つ では 意思疎通は難しいものとなります

Jan 4, 2013 | 3 Commento

私は 英会話レッスン継続ご受講の方対象の TOEIC受験コース をご提供しておりますが リスニング問題の選択肢に Bread rolls というのがあります。

正答は それではないのですが 試しに意味をお伺いしてみますと みなさま ロールパン とお答えになります。

それって 頭の中に浮かぶのは 所謂日本で売っているバターロール でしょうか とお聞きしますと 全員 はい そうです と仰るのです。

実は この言葉 私の使っている教材に rolls という形で出てきまして 生徒さまたちみなさま バターロール と思っていらっしゃるので 近頃では先んじて意味をお教えしている言葉なのです。

英語で bread roll 或いは roll と呼ばれているものは同じもので 写真の形のパンになります。

写真は こちら から拝借いたしました。

まあ 言ってしまえば 小型の丸っこいパン のことです。

そしてOALDの roll の項3を見てみますと 小さく COMPARE BUN と書いてあります。

マクドナルドで バンズ と呼んでいるものは 実は 英語では 単数形で bun と言います。

そしてそれは 会話体では roll や bun で通るのでしょうが 正式に言うとするなら hamburger bun 或いは hamburger roll となるようです。

そして 私たちがパテと呼んでいるものは patty となります。 発音が違いますので ご注意くださいませ。

リンクしたものに書いてありますように 元々は hamburger patty と言うようですが じゃあ会話で お肉屋さんでハンバーガーを買って来た というと 何を買ってきたのかということになりますと ミンチ状態に近い牛肉を丸くそして薄く固めた形成牛肉 のこととなります。

元々はそうだったのでしょうが それをマクドナルドで買うとなると 多分日本人のみんなが思う ハンバーガー の意味になるからややこしいのです。

でも よくよく考えてみますと  あれは サンドイッチ ですね 結局。

このように 日常使っているカタカナ英語は英語本来の意味から逸脱していたり 微妙に意味が違っていたりします。

そして それが通じたと思っていてもあちらさんが思うものとは違ったものになっている ということはよくあることです。 日本人の英語に慣れている人なら大丈夫 ということもあるのですが それでは 英語で意思疎通ができたことにはなりません。

英語本来の意味をきちんと把握する ということは とても大切なことです。

特に日本語化したカタカタ英語は 元は英語でも 実は日本語 と私は考えております。

英語圏のみならず非英語圏の人たちとも英語で意思疎通を図ることが多くなった昨今 誤解の上に理解が成り立っている状態 を 理解し合えている と思い込まないようにすることが 英語力UPには欠かせません。

*** Lisa.K ***

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