どのコースでお稽古を始めるかにかかわらず、まずはこちらの『三味線のお稽古を始める前に』からお入りください。
お三味線は大きく分けて太棹・中棹・細棹の三種類があり、それぞれ曲のジャンルが違います。こちらのお稽古では長唄の細棹三味線を使います。
年齢制限はありませんが特注品でない限り、三味線には小さいスケールの物(2/3スケールなど)、左利き用の物、はありませんので、この楽器をしっかり持つことができて、一番上のポジションに手が届くことが条件となります。お子さまの場合、小学校5~6年生からが無難でしょう。
正座が基本のスタイルとなりますが、演奏に適当な椅子をご用意いただければ椅子でのお稽古も可能です。正座と椅子ではバランスのとり方が違ってきますので、前もってお申し出頂ければこちらも椅子で対応させていただきます。
- 三味線のお稽古を始める前に では じっさいにお稽古に入る前に、どんな物が必要なのか、カメラの位置、三味線の経験歴などをお互いに確認しておきたいと思います。
- 三味線を持っていなくて初めて三味線のお稽古を始めたいという方はあらかじめ楽器をご用意なさらず、こちらでご相談のうえご用意ください。三味線にはお稽古用と本番演奏用では細部の仕様が違っています。それにより価格もずいぶんと差があります。まずはお稽古用をお勧めしますが、お稽古用にもいろいろと差がありますので、ご相談いただいてからの方が無駄なく必要最低限の楽器と道具をご用意いただけるでしょう。
- お手持ちの三味線がある方は楽器とお道具をカメラ前にご用意の上臨んでください。
- 三味線 初心者のお稽古 では基本的な三味線の構造、構え方(演奏フォーム)、調弦(チューニング)の仕方、撥(ばち)の持ち方・当て方、3本の糸(絃)の弾き分け、音階の取り方(ポジション)などを数回に分けて(目安として10~15回)お稽古します。基本的な楽譜の読み方もお勉強しましょう。独自の初心者用曲をご用意していますのでPDFでお送りいたします。その楽譜に沿って進めていきますので、ご自分で予習・復習することも可能です。
- 長唄曲にこだわらず、個々の進み具合によって童謡、端唄、歌舞伎の下座で使われる曲などのご用意もあります。
- 短くてもしっかりした間・拍子(テンポ)で弾けるようになることが目標です。
- 『さくらさくら(まさこアレンジ)』を目標に一緒に頑張りましょう。こちらのURLでお手本動画をご覧いただけます。https://www.facebook.com/video.php?v=317555645095922&l=6851933083774526591
- 三味線 中・上級者のお稽古 では長唄曲を中心に数曲お稽古を進めながら基本の手法(テクニック)をお稽古します。まずは一般的に演奏される曲から始めましょう。参考になるCDなど聴いて頂くのも上達の助けとなるでしょう。
- 上級者の方は一人ではお稽古が難しい替手や上調子のお相手もできる限りお応えしたいと思いますので予め曲のリクエストをお知らせください。
※日本語のみでのレッスンとなります。
***o.Y