「手話は聞こえるのか。いや、音と声がないから聞こえないやろ。」の続きです。
ここまでは基本のきです。
表現仕方と覚え方と学習方法を一つずつ紹介します。
【表現仕方】
〜指文字〜
横に立てて表現する。
指文字は利き手だけなく、じゃない方の手も使うこともできます。
手話に関する本では右手で表現していますが、
必ず右手を使うわけではありませんので、
利き手は左の方は左にしてもよいのです。
理想はどっちでも使えるようになることです。
【手話】
① 顔・顔の部分
② 顔の横
③ 胸
④ お腹あたり
⑤ 横
決まった部分に表現します。
【覚え方】
手話は可視のあるモノなので、見て覚えるパターンが基本となっています。
見てからどう覚えるのかによって、異なるのです。
① 手話を見て、見よう真似で覚える。
② 手話を見て、イメージを浮かんで手話表現して覚える。
③ 手話の由来を知ってから覚える。
例をあげますと
① 手話ニュースやみんなの手話、ろう者、手話のできる方が手話で表現されたのを見て、見よう真似で実際に手話表現する。
② 手話ニュースやみんなの手話、ろう者、手話のできる方が手話で表現されたのを見て、この手話はどんなイメージなのかを浮かんで納得し、手話表現する。
③ 手話ニュースやみんなの手話、ろう者、手話のできる方が手話で表現されたのを見て、この手話の由来はなんだろう。なぜこの手話を表現してるのだろう。 疑問を持ち、ネットや本に解説を読み、納得した上に手話表現する。
【学習方法】
これは重要です。
長期的記憶にするためには勉強が欠かせない。
インプットするだけだとすぐ忘れてしまうのです。
インプットからアウトプットへうまく回すにはどうしたらいいのでしょうか。
いくつかの学習方法をあげます。
① 受講するとき、手話を見て手話表現する。家に帰って、思い出しながら復習する。
② 受講するとき、手話を見てイラストを描く。自分が分かるように解説を書く。 家に帰って、書いたのを見て思い出して手話表現する。
③ 受講するとき、講師に質問して表現仕方と意味を教えてもらい、メモをとる。 家に買って、このメモを見て、手話表現する。
④ 鏡を見たり、歩きながら表現練習する。
他にもありますが、この4つはよく使われているパターンです。
②はイラストを書く方法は少ないのだろう。。。
動画を撮る方もおられます。 この場合は講師に許可を得てから撮って下さい。
【手話の使い道】
表現仕方と覚え方と学習方法の3つが分かったら、あとは自信を持つのみ。
手話が出来るようになったら、、、この先は何があるのか。
① 手話検定・手話技能試験を受ける
検定を受けると、自分はどれくらいのレベルが分かります。
② 通訳士・者を目指す
手話の通訳する仕事を就くために必要な資格です。
③ ろう者の交流会・飲み会に参加する
音のない世界なので、手話がメインとして使います。
ハイレベルですが、参加しやすいです。
【聞こえる手話をマスター】
ろう者がいたら、自信を持って手話で話せるようになれます。
・手話を読み取れる
・手話が分かる
・手話を使える
こうして聞こえる手話を身につけるようになります。
まずテレビでも良いので見始めてみませんか?