言語を勉強する時、何が一番大切だと思いますか?十代の子から六十代の大人まで教えた経験があるわたしから見ると、批判的思考することが一番大切だと思います。批判的思考といっても、何かを否定するわけではありません。すべての情報を単純に受け入れないで、もらった情報に疑問を聞くということです。批判的に考えられる学生はほかの学生より上達するのが早いです。方法は色々があるんですが、今日「why not 質問」を紹介しようと思います。
このwhy not質問をよく使うと、語彙をもっと効率的に学べます。新しい語彙を含む文章を見るとき、以前に勉強した同じ意味の語彙を考えて、先生に「why use A, why not use B?」と聞きます。こうすることで、この二つの語彙の違いがよりはっきりと分かるようになるでしょう。以下の例を見てください。
英語の例
例文:Global warming is a pressing issue.
学生:Why use "pressing"? Why not use "important"? Is there a difference? なぜpressingが使われていますか?Importantも使えますか?どこが違うんですか?)
わたし:pressingという言葉には、大切で急がなければならないという意味がありますけど、importantというのは大切という意味しかないんです。だからこの文脈では、pressingの方が合うんですよ。
ほかの聞き方もあります。
1) Instead of A, can I say / use B?
2) Can I say / use B instead?
3) Is it also okay to say / use B?
ただ、こう言った方法は、教師がいたほうが効率的だと思います。もし先生が「こう言った方が自然です」と答えるようであれば、もっと具体的な説明をお願いしたほうがいいでしょう。