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Cafetalk Tutor's Column

KOBA 讲师的专栏

[レッスンの余白㉓] 年賀状(ねんがじょう)仕舞(じま)い

2024年12月18日

※「レッスンの余白」は、わたしが日本語教師をする中で感じたこと、

 思ったことをお伝えするコラムです。

 

今年の10月(じゅうがつ)1日(ついたち)から、

日本の郵便料金(ゆうびんりょうきん)が上がりました。

 

これまで84円だった封書(ふうしょ)は110円、

63円だった葉書(はがき)は85円

になりました。

それぞれ30%以上の値上(ねあ)げです。

 

日本では、お正月(しょうがつ)に年賀状(ねんがじょう)をやり取りして

お互いの近況(きんきょう)を伝(つた)え合(あ)うという
習慣(しゅうかん)がありました。

何十年も会っていない方とも

どこかでつながっているという安心感(あんしんかん)がありました。

 

ですから、

会社に勤(つと)めていた時、大学で教えていた時、

毎年数百通(すうひゃくつう)の年賀状(ねんがじょう)を出していました。

 

そこへ、今回の郵便料金(ゆうびんりょうきん)の値上げ、

私も年をとって、

年賀状(ねんがじょう)を書くのが少し億劫(おっくう)になったので、

この機会に、年賀状(ねんがじょう)をやめることにしました。

年賀状(ねんがじょう)をやめることを
「年賀状(ねんがじょう)仕舞(じま)い」といいます。

 

相手の方に、早く伝えた方が、いいと思ったので、

年内に届くように、

ぞれぞれの方に、

ひとことメッセージを添えて、

発送(はっそう)を終了しました。

 

メッセージを書きながら、

もしかしたら、

この方とは、もうお目にかかることも、

ご連絡することもないかもしれないと思うと、

(さび)しい気持ちになりました。

 

確かに、必要があれば

すぐネットで連絡することができる時代です。

ただ、毎年、

お正月にこたつに入って

一杯飲みながら

いただいた年賀状(ねんがじょう)を読んで、

それぞれの方のお顔を思い浮(う)かべる時間は

私にとって、大切な時間だったように思います。

 

(12月の 毎日新聞(まいにちしんぶん)の世論調査(よろんちょうさ)でも、

今年のお正月、

年賀状(ねんがじょう)を出さなかった人はすでに41%、

特に、18~29歳の64%、30代の53%が

年賀状(ねんがじょう)を出していないようです。)

 

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KOBA
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