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Cafetalk Tutor's Column

KOBA 讲师的专栏

[広告に見る日本語と日本⑤] 広告に見る日本の季節① クリスマス

2024年12月12日

※このコラムは、

 ふだん日本のテレビや新聞、ネットで見たり聞いたりする広告を通じて

 日本語や日本人について考えるコラムです。

 

もうすぐクリスマスです。

 

昔、と言ってもはるか昔、

昭和(しょうわ)の時代は、

クリスマスになると

街は人であふれていました。

 

サラリーマンは、

年末は、クリスマス会だ忘年会(ぼうねんかい)だと言って

毎日飲み歩いていました。

 

今、クリスマスの街の風景(ふうけい)は変わりました。

 

むしろ、家族と一緒に、

あるいは友人や恋人と一緒に静かに過(す)ごす、

というのが今のクリスマスの気分ではないでしょうか?

 

バブルの時代、

クリスマスの気分を盛り上げた

有名なテレビ CMがあります。

 

https://youtu.be/iUmTrRV1jyw?si=L74nAQAnmEusEjm6

 

山下達郎の「クリスマスイブ」という曲でも有名ですね。

1988年の作品です。
私と同期入社(どうきにゅうしゃ)
クリエーティブ・ディレクターが作りました。

 

私は、クリスマスが近くなると

必ず、このCMを思い出します。

 

あの時代、

私はすでに30代で、家族がありましたが、

クリスマスが近づくと

会社の若い人たちが、

みな、恋人との時間や、新しい出会いに

胸を膨(ふく)らませていることが私にも伝わって、

私も、楽しい気持ちになりました。

 

このCMを見ると、その頃のことを思い出します。

 

昔よく聞いていた音楽を聴くと

そのころの気持ちが甦(よみがえ)るように、
広告も昔の自分を思い出させてくれます。

 

 

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KOBA
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