1枚目は先週まで私の教室に飾っていた水彩画、
フランスに住む友人に連れられて行ったモンマルトルで購入した作品。
昔も今も、多くの画家や似顔絵描き埋め尽くすようにしているテルトル広場から
細い道を入って行ったところにある小さな画材店で買った。
鉛色の空の色とセーヌ川、橋、建物が気に入り、
灰色の空の日が多くなるこの季節に飾りたくなる1枚。
こちらは、米ボストン郊外の小さな町のカフェを併設している画材店で
求めた1枚。戻ってきてから額装を吟味して、こちらも秋〜冬に
目にしていたい。
作品が展示してあるニューヨークのMOMAか、
はたまたパリのオルセー美術館のミュージアムショップでの購入。
どちらで買ったか、曖昧な記憶・・・??
私がこうして、暮らしの中にアートを欲するようになったのは、
何年も前に訪れていたアメリカのお友達のイタリア系のママの影響。
その頃、年に2回ほど訪ねていたお家に当たり前に飾ってあった何枚もの絵画が
印象的で、ママに聞くと「子育てが一段落した40代から海外旅行の虜になり、
旅先で出会い求めた絵画を持ち帰り飾っている」と、1つ1つの絵のにまつわる
ストーリーを語って聴かせてくれた。
んんんーーなんて素敵な習慣、
と、それから私は旅に出ると、美術館やギャラリーで作品と向き合うことが至福の時間になり
こうして持ち帰り、暮らしの中にアートを持ち込んでいる。