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Tutor Fukumaru 's Column

源氏物語執筆開始!|光る君へ

Sep 3, 2024

NHK大河ドラマ「光る君へ」を毎週見ています。

講師コラムに感想を書くのは久しぶりです。1カ月くらい空いてしまったでしょうか。その間に、あの『源氏物語』の執筆が始まりました♪


主人公のまひろ(のちの紫式部)は今回、中宮(ちゅうぐう)彰子の暮らす藤壺(御所の中にあるお屋敷のひとつ)で女房(にょうぼう)として働くことになりました。

女房とは、中宮の身の回りのお世話をする女性たちなのですが、きらびやかな装束を身につけていて、私にはみんながお姫様に見えました…。

まひろの役目は、帝(みかど)が喜ぶような物語を書く、というもの。そのためには、宮廷内を知ることができる最適な仕事に就きましたね。

ただ、まひろはもう若くなく、もともと勉強大好きな女性なので、他の女房たちと同じような仕事ができるのか、見ている私もはらはらしました。案の定、女房の本来の仕事はなかなか難しそうでしたが、紆余曲折をへて、何とか物語を書き進めることができていましたよ♪
帝もお喜びで、中宮と帝の仲もこれから深まっていくのではと思いました。

番組では、源氏物語を執筆している様子が描かれ、くずし字が読めて源氏物語に詳しい方であれば、どの場面を執筆しているか、すぐにわかるのではないでしょうか。


初めて平安時代を描いた大河ドラマですが、ここへ来て、いっそう平安貴族の日常が詳しく描かれ、その美しさに目を奪われています。とくに、女房の寮のような部屋を上から俯瞰して撮影した場面は、豪華すぎてため息が出ました。

音楽に関しては、最近はさっぱりです。でも、まひろが女房の勤めに行き詰まって里に帰った折、愛用の琵琶が映し出されました。この番組では、琵琶はまひろの母を象徴するものであり、まひろの内面を語る楽器として使われていると思いますが、今回は演奏されることはありませんでした。


音楽についてはさておき、すばらしい映像とストーリーに夢中なので、来週も楽しみにしています。

これまでご覧になっていない方も、平安貴族の生活を見るチャンスなので、ぜひ一度視聴してみてください♪
そして、レッスンでドラマや源氏物語のお話をしましょう!

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