こんにちは!英語講師のJune_です(^^)
今日は最近見た映画について書いてみたいと思います。
先日金曜ロードショーで地上波放送されていた「聲の形」を観ました。
英語タイトルは"A Silent Voice"です。
海外でも評価が高く人気の作品なので、英語版Official Trailerのコメント欄ではたくさんの英語コメントを読むことができます。
いいねが多くついているものの中にこのようなコメントがありました。
"She's the one who couldn't listen, but he's the one who didn't listen."
"hear"と"listen"はどちらも「聞く」という意味を表す動詞ですが、"hear"は「〜が聞こえる、(自然と)耳に入ってくる」 という意味を表し、"listen to..."は「〜を(注意して)聞く、(人の話に)耳を傾ける」という意味を表します。
つまり「聞こえないのは彼女の方だが、聞こうとしないのは彼の方だった」ということですね。
一見するとラブストーリーのように思える作品ですが、最後まで見てみると聴覚的な意味での「聞こえる」「聞こえない」ということを超えた、人と人との関わり合いや他者とのコミュニケーションという深いテーマについて扱っている作品のように思えました。
いろいろな意見がある作品のようですが、私個人的にはとても考えさせられる大好きな作品になりました。
海外で人気のある作品は英語吹き替え版が作られているものも多いので、初見の洋画を英語で聞き取るのは難しいと感じている方でも、好きな日本のアニメの英語吹き替え版なら意外とすんなり入ってくる場合が多いです。
大好きなアニメがある人はぜひ、英語吹き替え版もチェックしてみてくださいね!