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Masumi_ 講師的專欄

【日本語コラム+音声♪】第60回:日本の花火 ~歴史編~

2024年7月26日

★日本語コラム 第60回
<日本の花火 ~歴史編~>


夏も真っ盛りで、毎日暑い日が続きますね。
日本ではこの時期、多くの花火大会が開催されます。
今回からのコラムでは、日本における花火に注目して
お話していきたいと思います!
まず、花火の歴史から見ていきましょう。

花火の起源については諸説ありますが、一説には、
古代中国における狼煙がルーツとなっているとされています。
現在のような、鑑賞するための花火が日本に伝わったのは江戸時代と言われ、
この頃の書物に花火鑑賞の様子をまとめた記録が残っているそうです。
特に有名なのが、江戸幕府を開いた徳川家康が花火を見たという記録で、
1613年、家康がイギリスからやってきた使節と会った際に、
同行していた明の商人から花火を見せられた、
という趣旨の記事が残っています。
この時に家康が見たのは、筒から火の粉が吹き出るような形状の
花火であったそうです。

その後、時代を経て、戦がなくなると、
それに伴って鉄砲などの火器に需要がなくなり、
仕事を失った職人が花火を作るようになっていきました。
こういった背景もあって花火は庶民の間にも一気に広まって人気を博し、
現在と同様、打ち上げ花火が行われると多くの人が見物に集まったそうです。
打ち上げ花火の始まりについても諸説ありますが、
よく「最初の花火大会」として取り上げられるのは
1732年に隅田川で行われた「水神祭」での花火で、
飢饉と疫病の流行による死者の慰霊と悪霊退散を目的として
花火の打ち上げが行われたとされています。

明治時代に入ると、海外から輸入した薬品を活用し、
アルミニウムやマグネシウムなどの化学物質の働きを利用した
さまざまな色の花火が作られるようになっていきました。
その後も花火職人によってさまざまな工夫が凝らされ、
現在では、光の配置でハートや星などの模様を表現したものや、
打ち上げのタイミングを完全にコントロールして
地上で流れる音楽とのコラボレーションが楽しめるものなど、
多種多様な花火を鑑賞することができます。

・・・・・

今回のコラムはここまで。
次回のコラムでは色々な花火の種類について
ご紹介していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに♪
それではまたお会いしましょう^^


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\ここから下は読み仮名つき↓↓↓/


★日本語(にほんご)コラム 第(だい)60回(かい)
<日本(にほん)の花火(はなび) ~歴史(れきし)編(へん)~>
夏(なつ)も真(ま)っ盛(さか)りで、
毎日(まいにち)暑(あつ)い日(ひ)が続(つづ)きますね。
日本(にほん)ではこの時期(じき)、
多(おお)くの花火(はなび)大会(たいかい)が開催(かいさい)されます。
今回(こんかい)からのコラムでは、
日本(にほん)における花火(はなび)に注目(ちゅうもく)して
お話(はな)していきたいと思(おも)います!
まず、花火(はなび)の歴史(れきし)から見(み)ていきましょう。

花火(はなび)の起源(きげん)については諸説(しょせつ)ありますが、
一説(いっせつ)には、
古代(こだい)中国(ちゅうごく)における狼煙(のろし)が
ルーツとなっているとされています。
現在(げんざい)のような、鑑賞(かんしょう)するための花火(はなび)が
日本(にほん)に伝(つた)わったのは江戸時代(えどじだい)と言(い)われ、
この頃(ころ)の書物(しょもつ)に
花火(はなび)鑑賞(かんしょう)の様子(ようす)をまとめた記録(きろく)が
残(のこ)っているそうです。
特(とく)に有名(ゆうめい)なのが、
江戸(えど)幕府(ばくふ)を開(ひら)いた徳川(とくがわ)家康(いえやす)が
花火(はなび)を見(み)たという記録(きろく)で、
1613年(ねん)、家康(いえやす)がイギリスからやってきた使節(しせつ)と会(あ)った際(さい)に、
同行(どうこう)していた明(めい)の商人(しょうにん)から
花火(はなび)を見(み)せられた、
という趣旨(しゅし)の記事(きじ)が残(のこ)っています。
この時(とき)に家康(いえやす)が見(み)たのは、
筒(つつ)から火(ひ)の粉(こ)が吹(ふ)き出(で)るような
形状(けいじょう)の花火(はなび)であったそうです。

その後(ご)、時代(じだい)を経(へ)て、戦(いくさ)がなくなると、
それに伴(ともな)って鉄砲(てっぽう)などの火器(かき)に
需要(じゅよう)がなくなり、
仕事(しごと)を失(うしな)った職人(しょくにん)が
花火(はなび)を作(つく)るようになっていきました。
こういった背景(はいけい)もあって花火(はなび)は
庶民(しょみん)の間(あいだ)にも一気(いっき)に広(ひろ)まって
人気(にんき)を博(はく)し、
現在(げんざい)と同様(どうよう)、
打(う)ち上(あ)げ花火(はなび)が行(おこな)われると
多(おお)くの人(ひと)が見物(けんぶつ)に集(あつ)まったそうです。
打(う)ち上(あ)げ花火(はなび)の始(はじ)まりについても
諸説(しょせつ)ありますが、
よく「最初(さいしょ)の花火(はなび)大会(たいかい)」
として取(と)り上(あ)げられるのは
1732年(ねん)に隅田川(すみだがわ)で行(おこな)われた
「水神(すいじん)祭(さい)」での花火(はなび)で、
飢饉(ききん)と疫病(えきびょう)の流行(りゅうこう)による
死者(ししゃ)の慰霊(いれい)と悪霊(あくりょう)退散(たいさん)を
目的(もくてき)として
花火(はなび)の打(う)ち上(あ)げが行(おこな)われたとされています。

明治時代(めいじじだい)に入(はい)ると、
海外(かいがい)から輸入(ゆにゅう)した薬品(やくひん)を活用(かつよう)し、
アルミニウムやマグネシウムなどの
化学(かがく)物質(ぶっしつ)の働(はたら)きを利用(りよう)した
さまざまな色(いろ)の花火(はなび)が作(つく)られるようになっていきました。
その後(ご)も花火(はなび)職人(しょくにん)によって
さまざまな工夫(くふう)が凝(こ)らされ、
現在(げんざい)では、光(ひかり)の配置(はいち)で
ハートや星(ほし)などの模様(もよう)を表現(ひょうげん)したものや、
打(う)ち上(あ)げのタイミングを完全(かんぜん)にコントロールして
地上(ちじょう)で流(なが)れる音楽(おんがく)とのコラボレーションが
楽(たの)しめるものなど、
多種(たしゅ)多様(たよう)な花火(はなび)を
鑑賞(かんしょう)することができます。

・・・・・

今回(こんかい)のコラムはここまで。
次回(じかい)のコラムでは色々(いろいろ)な
花火(はなび)の種類(しゅるい)について
ご紹介(しょうかい)していきたいと思(おも)いますので、
どうぞお楽(たの)しみに♪
それではまたお会(あ)いしましょう^^


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