NHK大河ドラマ「光る君へ」を毎週視聴しています。
主人公のまひろ(のちの紫式部)がようやく結婚しました。おめでとう!!
思い続けていた藤原道長とは身分ちがいで結婚できなかったので、婚期を逃していましたが、このたび、父親の友人とゴールイン。年の差はありますが、まひろのすべてを包み込む男性に愛されて幸せになれるでしょう。
毎回、伝統音楽に注目しています。今の結婚式&披露宴はいろいろな音楽が使われていますよね。
さて、まひろの結婚式は?
……そもそも平安時代には現代のような結婚式はなかったようです。
チャペルや神社の結婚式、ホテルやレストランでの披露宴など、華やかなイベントは現代人の特権なのかも。
大学の授業で雅楽(ががく)を聞いてもらうと、一定の割合で、「結婚式の音楽」という答えが返ってきます。神社の結婚式で流れているので、正解です。
ただし、神社での結婚式は明治時代から、という説もあるようですよ。そうだとしたら、ずいぶん新しいです習慣ですね。
雅楽は平安時代に発達した貴族の音楽ですが、結婚式では平安時代に使われず、現代の庶民の結婚式で使われているとは、不思議ですね~