こんにちは!Muu.(むう)です。
本日5月16日は「旅の日」。
江戸時代の俳人、松尾芭蕉が、江戸から「おくのほそ道」への旅を開始した日だそうです。
松尾芭蕉は、俳諧の芸術性を高めて、生涯で1000以上の句を詠んだ偉大な俳人です。
江戸を出た後、現在の栃木、宮城、新潟、福井などを周り、岐阜まで2400㎞を、2年間かけて
歩きながら俳句を詠みました。身体は丈夫ではなかったそうですが、本当にすごいですね。
芭蕉が「おくのほそ道」の旅に出るために、住んでいた草庵を手放した時に詠んだと言われる句。
「草の戸も 住み替はる代ぞ 雛の家」(くさのとも すみかはるよぞ ひなのいえ)
解釈:自分の住んだ侘しいこの家も、住む人が替わる時となった。桃の節句には、華やかなひな人形が飾ら れることもあるだろう...
芭蕉はどんな気持ちで江戸を離れたのでしょうか。
2400㎞は歩けそうにありませんが、私もまた旅に出たくなりました...。