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【日本のことわざ】井の中の蛙大海を知らず

Weekly Topic: What are you doing on Earth Day?

2024-04-24

こんにちは!
ゆりあです。
もうすぐGWですね!
 
今週のテーマ「アースデイには何をしますか??」
アースデイなんて全く知らなかったけど、4月22日がアースデイのようですね!
 
今日はことわざシリーズ。
「井の中の蛙大海を知らず (いのなかのかわずたいかいをしらず)」
 
意味・・・自分の回りの小さな世界しか知らないで、もっと広い世界があることを知らないこと。見識が狭いこと。世間知らず。
小さな井戸の中に住む蛙は、この世に広い大きな海があることを知らないことから、このことわざが生まれた。
 
一般的に、「田舎の小学校で1番頭の良かった人が、高校や大学で、自分よりも頭がいい人はわんさかいることに気づく」みたいな、
そんなシチュエーションで使われることが多いですね!
 
上にはいくらでも上がいる、狭い世界では1番でも、広い世界では自分はとるに足らない・・といった
ネガティブなシチュエーションで使用されることが多いことわざです。
 
しかしこのことわざは、ポジティブなシチュエーションでも使用できるのではないでしょうか。
例えば、「超難関校で落ちこぼれだった人が、一般社会に出て自分は地頭が良い方なのでは??と気づく」とか、
ITに詳しい人が多い集団の中で、自分はメカに疎いと思っていても、一般社会ではむしろITが出来る方だと気づいたり・・
 
そんなシチュエーションのときにも使えることわざでしょう。
 
 
また「井の中の蛙大海を知らず」のことわざには続きがあることは皆さんご存じでしょうか??
 
続きは、「されど空の青さを知る(されどそらのあおさをしる)」
 ※「青さ」は「広さ」や「深さ」とされることもある
 
「狭い世界でそ道を突き詰めたからこそ、その世界の深いところまで知ることができる」という意味があるようです。
狭い井戸の中で空を見上げていたからこそ、井の中の蛙は、空の青さに気づいたのかもしれませんね。
 
 
何かの分野のエキスパートが、スケジュール管理などの基本的なことが、全くできないなんてこともあります。
 
広い世界を見ることもとても大切ですが、自分の得意分野を伸ばしていくことも大切です。
苦手分野は誰かに任せて、自分の得意分野をきわめていこう!
 
「井の中の蛙大海を知らず」は実はとてもポジティブな意味合いのことわざなのかもしれませんね。

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