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Cafetalk Tutor's Column

Yoshi.U 讲师的专栏

旅っていいもんだ!

2024年4月13日

何年振りかで南米を旅した。
アメリカで南米行きの便に乗りかえると、アジア人らしき人さえ見当たらずもはやそこは一転して外国の空気。

隣の座席の人と軽く挨拶を交わす。スペイン語が理解できると悟られると矢継ぎ早に質問され、12時間もの飛行後の乗り継ぎで疲れ切っていたにも関わらず、こちらも負けじと返す。
しばらくして面倒臭くもなりただ話を流そうとすると、親切にも向こうへ着いたら食べるべきもの、見るべきものを次々と教えてくれる。ありがたい、でも眠い。

今やなんでもインターネットで調べが付く時代。知り合いじゃないけど旅の先達から情報が得られて、質問もできたりして、アドバイスももらえる時代じゃないの、と思いながら...

旅先ではスーパーマーケットや市場へ行くのが好きだ。
日本で見かけない珍しい野菜や果物、食べ物にワクワクする。
キョロキョロしていると又声をかけられる。どこからきたの? 自分はジョコハマ(横浜)に二年間住んでたよ、とまずは自己紹介を受ける。そこでまたひとしきりお喋りが始まる。

夕方には海辺のバルでビールを飲む。バルのカマレロ(店員)とゼロからの会話が始まる。どこから来たの〜...日本は〜がいいよね、となんてことのない会話。日本人が珍しい訳ではないだろう。

そんなさりげないお喋りがなんだか新鮮だ。

我々の日常では知らない人においそれと声を掛けにくい、いや掛けたりしない。
誤解されると怖い。見知らぬ相手を煩わしてはいけない。
いろんな思いが錯綜する。
分からないことはそれなりの場所で聞く。むしろまず自分で調べるのが常識だ。

テレビ番組ではタレントや番組スタッフがぶらりと旅をして色んな人や店に”偶然に”出会い、気さくに話をして、人情に触れたりする番組が流行る。その自然な心温まるやり取りに皆、心惹かれるのだろう。

実は人はもっと気楽にさりげない会話をしたいんじゃないのか。したっていいじゃないか。

南米の街でのそんな自然な時間が心地よく思い出される。









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