為您的日常生活增添色彩。

Cafetalk Tutor's Column

Keisuke.H 講師的專欄

I was a bocchi.⑰ハートのある場所

2024年4月9日

ハートは身体のどこにあるんだろう?
ハートの形が心臓を表すのはわかっている。
でも、本当に心臓が『好き』と思うんだろうか。
好きという感情はどこから生まれてくるのだろう。
私にはまだわからない。
 
私はマヤちゃんを好きだったのだろうか?
私はチバ君を嫌いだったのだろうか?
遡って考えるとどれもあやふやだ。
まるで霧の中を歩くような感覚に襲われる。
いつまでも迷路を彷徨っているようだ。
いや、探してもきっとゴールは見つからない。
思い出はきれいな方が良いのだから。
 
紙飛行機を諦めてからは迷路を書くのに夢中になった。
母が私に子供用の迷路の本を買った。
鉛筆を使ってスタートとゴールを線で結ぶだけ。
その作業は簡単すぎてすぐに終わった。
物足りなくなって自分で難しいのを作った。
多分それが始まりだったのだろう。
 
気付けば、空き時間には迷路を書いていた。
休み時間や昼休みは机に自由帳を広げて、
細かい迷路を延々と書いていた。
作品は友達や妹にあげた。
だから、たくさん作ったのに今は1つも残っていない。
 
『スタート』を書いたらすぐ迷路を書き始める。
正解の道順を考えながら書く。
それよりも早く手を動かす。
手が勝手に迷路を作り上げるのだ。
好き?楽しい?
何も考えないでただ没頭した。
ああ、そうだ。
絵を描くのよりは楽しかったかもしれない。
 
最後に『ゴール』を書いて作品は完成する。
納得のいく出来栄えのときは嬉しかった。
でも、少し寂しかった。
ゴールを書くと終わってしまうからだ。

線上客服諮詢