みなさん、こんにちは。
英語の先生ではないけど、英語が好きな講師啓介です。
前回は、伝わって嬉しかった話をしました。
今回は、英文の意味がわからなかった話です。
大学受験の直前、高3生の冬のことです。
高校で冬期講習会があり、センター試験(今の共通テスト)に向けて、
英語のセンター過去問を解いては解説、解いては解説という授業がありました。
当時は英語が苦手でしたが、過去問を解いているうちに、
だんだん形式に慣れてきて得点も伸びてきました。
いつものように長文問題を解いていると、
単語はわかるのに文章が全くわからなくなりました。
確か文章は「wallet」から「money」を取り出し、それを貸し借りするという話でした。
みなさんは、この意味がわかりますか?
私は「wallet」を「トイレ」と勘違いしてしまい、文章の辻褄が合わなくなってしまいました。
(え?トイレからお金を取り出すの??)
頭の中は「花咲かじいさん」と「トレヴィの泉」のイメージになり、
問題が解けないまま制限時間が終了しました。
長文は配点が大きいので、その回の過去問はボロボロでした。
そこから単語の重要性に気づき、英単語を一人で勉強するようになりました。
「単語やれ!」と言われてもやらなかったのに、
自分から勉強するようになるとは、自分でも驚きました。
英語は単語がわからないと何もできません。
数学も公式がわからないと解けません。
基礎ってどの分野でも大切なんですね。
応用問題ができるようになりたいのはみんな同じです。
でも、基礎ができていなければ、付け焼き刃ですぐ忘れてしまいます。
英単語は見た瞬間頭に浮かんでくるまで。
公式は空で言えるまで。
しっかり基礎を固めて応用問題に挑戦しましょう。