約1年前になりますが、アメリカの音楽賞であるグラミー賞に、日本の箏や篠笛が入った、桜をテーマにした楽曲が入賞しました。ちょうど桜の季節なので、ご紹介したいと思います。
グラミー賞は、アメリカでもっとも名誉ある音楽賞で、たくさんの部門が設けられており、これまでも、坂本龍一、松本孝弘(B‘z)、上原ひろみ(ジャズピアノ)などの日本人も受賞しています。
昨年は、宅見将典さんの作品『Sakura』というアルバムが、最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞を受賞しました。
複数の和楽器が、アルバムの全曲に使用されている、というアルバムは、この受賞が初めてでした。
タイトル曲"Sakura"には、アメリカンポップスの通常の楽器に加え、箏、篠笛、三味線の他、中国の二胡などの、日本やアジアの楽器も使われています。
昨年、別のサイトにこの受賞について記事を書いたので、ちょっとご紹介させていただきますね。
こちらです→和楽器のアルバムが第65回グラミー賞受賞!Masa Takumi『Sakura』
冒頭に動画を貼りました。耳心地のよいサウンドの中に和楽器の音色が際立って聞こえると思いますが、皆さんにはどのように聞こえるでしょうか。
伝統音楽カフェでは、このような曲を一緒に聴くこともできます。お気軽にどうぞ♪