みなさんは「金継ぎ」(きんつぎ)という言葉を知っていますか?
欠けたり割れたりした器を、漆を使って修復する伝統的な技法です。
「金継ぎ」とは言うものの、実はほぼ漆で修復していて、金は最後の仕上げのときにのみ使うそうです。
漆は天然素材で耐久性も高く、食べ物を入れる器に使用しても安心です。
素敵は仕上がりはぜひ「金継ぎ」で検索してみてください!
私もあるのは知っていましたが、正直馴染みのない言葉でした。
きっかけは、あるレッスンでした。
中国茶についてお話をすることになり、改めて茶道具を引っ張り出しましました。
不注意で取手を割ってしまった茶壷があります。
ボンドでくっつけるべきか?でもきっとうまくいかなさそう・・・・
で、放っておいたのです。
やっぱりこのままは茶壺も可哀想。
調べると、金継ぎは、「無印良品新宿通り」に持ち込めば、取り次いでもらえるらしい。
というわけで、割れた急須と取手、それに30年以上前に台湾で買って、割れたままの茶壷の蓋を
持ち込むことにしました。
「ただいま大変混み合っていて、仕上がりは今年の12月ごろになります」
ネットでは2ヶ月ほど待つ、ということでしたが、修理が追いつかないほど依頼があるそうです。
それだけ金継ぎ職人さんも不足しているのでしょう。
それでもとにかく、もう一度茶壷たちを使いたくて、依頼してみました。
「金継ぎ」もいわばレッスンがきっかけだったので、これも何かの「縁」だと思います。
まだまだ先ですが、今日依頼した金継ぎがどんな感じに仕上がるのか、こちらでも報告しますので、待っていてくださいね!
こんな話もレッスン「フリートーク」でどうぞ!
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