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Cafetalk Tutor's Column

Fukumaru 讲师的专栏

好きな音楽を聴く―私のセルフケア

周间主题: Ways to practice self-care

2024年3月1日

昨晩、都内の音楽ホールで三曲合奏を鑑賞してきました。

1曲目は、戦後まもなく宮城道雄(みやぎみちお)が作曲したという、歌舞伎音楽『源氏物語』。
オリジナルは三味線中心だったのだと思いますが、昨晩の演奏はお箏と朗読という形にアレンジされていました。

朗読は紺野美沙子さんでしたよ♪ おきれいな着物姿でキラキラしていました!

2曲目は、17世紀に八橋検校(やつはしけんぎょう)が作曲した箏組歌(ことくみうた)《薄衣(うすごろも)》。
あまり聴く機会のない流派の演奏でしたが、今の時代に聴いても情感あふれる描写が豊かな演奏でした。

3曲目は、三味線・箏・尺八による三曲合奏(さんきょくがっそう)で19世紀初頭に石川勾当(いしかわこうとう)が作曲した《新青柳(しんあおやぎ)》でした。


三曲合奏とは、三味線・箏・尺八に加えて三味線か箏の奏者が弾き歌いをするという合奏で、江戸時代に始まり、現代でも純邦楽では人気のある演奏形態です。津軽三味線や和太鼓のような派手さはまったくありませんが、ものしずかで情緒豊かな音楽です。

私は学生時代に三曲合奏に出会い、卒論で取り上げたのがきっかけで、音楽研究の道に進みました。私にとってはとても親しみのある音楽です。

音楽研究には実際に弾いたり聴いたりすることがとても大切なのですが、近年は夜に出歩くのがおっくうになって、生演奏は年に数回しか聴いていません。

でも、3曲目の三曲合奏が始まったとき、「これこれ! しばらく生で聴いてなかったけど、やっぱりいいな~」と、三味線と箏と尺八と歌声が織り糸のように重なる合奏を聴きながら、三曲合奏が自分の原点なのを再確認。

演奏会というのは非日常の世界ですが、好きな音楽を聴くと心が洗われる気がします。


帰り道、カフェトークの今週のトークテーマが「セルフケア」なのを思い出しました。
私にとっては、好きな音楽の生演奏を聴くことが、日頃のストレスを解消してリフレッシュできるセルフケアです。←ということに、昨日気づきました。

来年に大学受験を控えた息子が「ライブに行きたい!」と繰り返し言っていますが、それも同じことかも。


帰宅してから気分が良いのに任せてアイスを食べてしまったので、健康という面ではセルフケアになっていませんが、心のケアはできました♪

自分の心をリセットできるもの、皆さんは何かお持ちでいらっしゃいますか?

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