「1才のお子さんに、音楽のオンラインレッスンをしています」と周囲に話すと、
えっ?!そんな小さな子にレッスンなんて、何をしているの?!と驚かれます。
どんなことができるのか、少し紹介しますね。
まだ立てるようにならない赤ちゃんのうちから、
音楽が流れると自然に体をゆすって、曲にノッてくるようになる子もいます。
誰も教えたわけではないのに、不思議ですよね!
どんなに小さい子でも感じ取れる、音楽の要素が「リズム」なのです。
ピアノの生音を聴きながら、リトミックやリズム打ちをすることで、
この「生まれ持ったビート感」を育てていくことができます。
1〜3才の間に正しいリズム感をお子さんの体の中に送り続けることは、とても大きな意味を持ちます。
赤ちゃんの時からレッスンしているお子さんは、ピアノのレッスンに入った場合、演奏中とてもリズムが安定していて、音取りなども得意な生徒さんが多いです。
ですが、せっかくレッスンをはじめても、低年齢のお子さんのレッスンは、はじめからなかなかうまくはいきません。
ですが、そこですぐにあきらめずに継続して、見守ってください。
小さな子どもたちは驚いたことに「ある日突然できるように」なるんです。
できるようになっていないわけではなく、小さな体に少しずつ、少しずつ溜め込んでいるのですね。
レッスンを積み重ね、「できた」日が訪れた時には、ものすごく感動しますよ。
種を植えて、まだ芽の出ない鉢植えに水をやり続けるのにも似ていますね。
必ず大きな花が咲きますので、あせらず気長に、その日を待ちましょう。