※「レッスンの余白」は、わたしが日本語教師をする中で感じたこと、
思ったことをお伝えするコラムです。
私は、この20年、
毎朝30分〜40分ヨーガを続(つづ)けています。
(「ヨガ」って言うことが多いと思いますが、
「ヨーガ」という発音が正しい発音だそうです。)
妻が、50年近くヨーガのインスタクターをやっているので、
見よう見まね※で始めました。
※見よう見まね … 人のするのを見て、そのまねをすること。
写真は、若い時の写真です。すいません(笑)。
ヨーガは、4000年以上前のインドで始まった
心身(しんしん)を整(ととの)える方法です。
ヨーガには、さまざまなアーサナ(ポーズ、体位)があり、
姿勢(しせい)を整(ととの)え、
内臓(ないぞう)を活性化(かっせいか)する力がありますが、
私にとっては、
むしろ、朝、静かに座(すわ)ることで、
気持ちを整(ととの)えることが目的です。
もちろん、悟(さと)ることなどできませんが、
毎朝の気持ちを静かなものにして、
新しい1日を迎(むか)えることができます。
ヨーガという言葉の語源(ごげん)は、
サンスクリット語の
「ユジュ(馬を制御(せいぎょ)する コントロールする)」という言葉です
そこから、
常に揺(ゆ)れ動(うご)く人の心を靜(しず)めるという意味で
使われるようになった言葉だそうです。
体を整(ととの)えるためにヨーガを行う人が多いように思いますが、
元々は、体よりも、むしろ心を静かにするための方法だったんですね。
ブッダも、ヨーガを通じて悟(さと)りを開いたと言われています。
日本の寺院で行われる「禅(ぜん)」も、
ヨーガで言われる「ディヤーナ(瞑想(めいそう))」を
中国語の漢字に置(お)き換(か)えたものだそうです。
ただ静かに座(すわ)るだけでもOK!
皆さんも、毎朝、少しの時間座(すわ)ってみてはいかがでしょうか?
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KOBA
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