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Cafetalk Tutor's Column

KOBA 讲师的专栏

[仕事の力⑫] プレゼン五箇条

2024年2月8日

※「仕事の力」は、仕事のなかでわたしが感じたこと、感じていることをお伝えするコラムです。

 

私は38年間広告会社(こうこくがいしゃ)に勤(つと)めていました。

その後、大学で教壇(きょうだん)に立ちました。

私の人生は、プレゼンテーションの連続(れんぞく)でした。

 

数多くのプレゼンテーションの経験の中で、

私が、いつも行(おこな)っていたこと、

気をつけていたことにについて書きます。

 

 第一条:まず、1枚の紙に自分が話したいポイントを順番に書く

 

    1枚の紙に整理(せいり)できないことを、

    人に伝えることはできません。

    何かを伝えようと思う時、

    自分の頭の中には、さまざまな思いが浮かび、

    あれも伝えたい、これも伝えたいと思ってしまいます。

    しかし、自分の頭の中を、

    全部相手に伝えることはできません。

    自分が伝えたいことを、

    5~10の箇条書(かじょうが)きに整理すること、

    まず、それが大切です。

    

 第二条:話の展開(てんかい)に使う接続詞(せつぞくし)を書き込む

 

     自分の頭の中では整理できていても、

     聞く人は、接続詞(せつぞくし)によって、

     話の流れを理解します。

     そういう意味で、接続詞(せつぞくし)はとても大切です。

     自分が書いた、箇条書(かじょうが)きのひとつひとつの最初に、

     接続詞(せつぞくし)をつけてみましょう。

    「まず」「つまり」「ですから」「しかしながら」「一方で」…。

     そうすれば、相手に伝わるストーリー(お話)が出来上がります。

 

       それが終わってから、パワーポイントを作りましょう。

 

 第三条: パワーポイントはあくまで補助(ほじょ)  

      プレゼンテーションは語りの力であることを忘れない

 

     ただし、パワーポイントは、

     あくまでプレゼンテーションの補助(ほじょ) です。

     細かく書くよりは、

     話すことをサポートする事実や、絵、結論の言葉など

     書くことは最小限(さいしょうげん)にとどめましょう。

 

     プレゼンテーションの主役は、

     あなた自身です。

 

   第四条:最初のつかみと、最後のまとめが重要

 

    最初に相手の笑いを取ったり、

    関心を引きつければ、

    その後の話を聞いてくれます。

    また、自分も話しやすくなります。

     

    そして、聞く人の頭に残るのは最後の結論です。

    それが結論であることを、

    はっきりと示して、プレゼンテーションを終わりましょう。

 

   第五条:聞く人の目を見て語る 

             

    プレゼンテーションの間は、

    決して原稿やスライドは見てはいけません。

    聞くひとの目、

    目を見るのが恥(は)ずかしければ、

    相手の目線(めせん)の少し上を見て、

    相手の反応(はんのう)を確かめながら話しましょう。

    自分に向(む)けて話されていると思えば

    人はその人の話を聞くものです。

 

 

 

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